分からないことが分からない子供 | 例えば子供の引き出しの中

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発達障害関係者(主にお母さん)ならどなたでも参加できる茶話会を開いています。「ばうむの会」でFacebookやってます。
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支援の場では子供の困り感やSOSをキャッチすることが大事ですが、子供本人がどう困っているかわからないことが多いようです。
困っているのかすらわからない。
自分の苦手が分からない。

言葉の理解の問題もありますが、メタ認知がうまく働いていないと言う事もあるようです。
メタ認知は小学校3年位で働くようになるといわれていますが、発達に障害のある子供はそれが上手く出来ません。

あ、メタ認知とは簡単に言うと『自分を見ている自分』みたいな感じです。

これが上手く働かないと『わからないことが分からない』のです。

これ、うちの子がそうなんですよね~。

そうなるとこちらが「察する」と言う事が大切になってきます。
察してやんわりと分かりやすく指摘してやります。
上からガーンと指摘すると反感買うだけです。『そんなことも分からないのか!』なんて禁句中の禁句!!
『もしかしてコレコレが分からないのかな?』くらいにしましょう。

そしてどうすれば良かったかを一緒に考えます。
振り返ることも大切です。

毎回ではなかったけど、デイで学習指導しているとき、最後に『今日は何が難しかった?』とか『何が楽しかった?』と振り返って聞く事にしていました。
始める時も自分のその時の気持ちをいろんなものに例えて話してもらっていました。

結果がどう出たかは分からないけど汗(とにかく時間が短かった上にきちんと考える環境ではなかったので…)

メタ認知能力は少しづつ身につけることはできると思います。
完璧にとはいえないけど。
そこは回りもフォローしてあげれたら良いと思いますし。

うちの次男ももうちょいなんですけどね~汗




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