「大丈夫」
があります。この言葉、他人が人に言うのと、自分が言うのとはかなり違います。
でも、つい励ますときに「大丈夫」と言ってしまうんですよね。
言われたほうは「何が大丈夫なんだ?!」と思ってしまう。
人から「大丈夫?」と聞かれて自分で「大丈夫!」というときも結構根拠もなく言っていたりするんですけどね。
こんな仕事をしていると子供のことをお母さんから相談されることがあります。
そんな時、アッサリとは答えられないし、ましてや詳しい事情も知らずに「大丈夫」なんて言えません。
「私が何々するから大丈夫」「私は詳しくないけど、誰々さんと言うかたがその事は詳しいはずだからその人に任せれば大丈夫(つまり安請け合いはしない)」等々答えにつながる根拠があれば使える言葉だと思うのです。
「私が大丈夫だったから大丈夫」「お子さんは何々が出来るから大丈夫」「お母さんはしっかりしているから大丈夫」という「大丈夫」は結局は丸投げに等しいんじゃないかと。
昔から次男も「ちゃんと喋るから大丈夫」「目が合うから大丈夫」「読み書きできるから大丈夫」と言われて来ました。たまにしか会わない人や表面的な部分しか見て無い人は、結局この子の将来や人生にかかわることもないので「大丈夫」なんでしょう。
「私が何かあれば助けるから大丈夫」とそこまで言ってくれる人はいませんでした。
だから、私もあまり簡単に「大丈夫」とは言わないようにしています。言う時は私がちゃんとこれからもかかわっていく人に対してです。または対処法やその根拠があっての時です。
それでもうっかり「大丈夫だと思うけどな~」なんて言っちゃった日にゃ、一日悩みます・・・。
発達障害の相談サイトもたまにお手伝いしますが、少ない情報の相談に答えるのはとても難しいです。その家族の背景も分からないし学校の様子も分からない。色々なパターンを想定しながら答えなければなりません。ありきたりな回答は求めていないだろうし・・・。
(ああいうところで小さな子供にサプリメントや怪しげな療法を勧めている人は信用できないなぁ)
それでも何かしてあげられることがあればとさんざん悩んで回答します。
皆さんそうなのかな~?私が硬いのか?
さて、茶話会、13日に迫ってます。
http://kokucheese.com/event/index/381124/
よろしくお願いします。
根拠のある「大丈夫」を言えるように。お母さんの笑顔が見られるように

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