大人になるということ | 例えば子供の引き出しの中

例えば子供の引き出しの中

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時々、次男が通う支援学校やらでなんか引っかかる事があります。

こういう施設ではよくあることなんですけどね。

例えば先日、高等部を見学に行ったそうです。
授業はどんな様子か?
どんな科目を学ぶのか?

それはいいことです。
特にあの子達は「先が見えないこと」に関しては不安になりますし。
あらかじめ、こういうところに行って、こんな事をします、という事を教えておくと、落ち着きます。

その先なんです。

連絡帳に「今日は高等部に見学に行きました。何年何組では『マルモリダンスをしていました』」とありました。

マルモリダンス?
あの何年か前に一世を風靡した♪マールマルモリモリ♪のあれ?

それ、高校生が楽しく踊ってるの?汗

うーん・・・。

一般の高校生がすすんで踊ります?あせる

ああいう子たちは、精神年齢も低い事が多いです。
「難しい事が理解できないから、小学生の楽しいと思うようなことをいまだにやっている。」
と、外の人は思ってしまう。

いや、「やらせて」いないか?

ほっといたら、いつまでも幼稚園の子が見るようなアニメを見続ける次男。
見せないようにしたら、機嫌が悪くなります。

自分で大人になるような事がない。周りが大人にしてやらなきゃならない。
健常者じゃないんです。自分で自分を客観視できない。

その子が機嫌がいいからと、いつまでも子ども扱いしても良いものか?

体はどんどん大人になります。
なのに、おもちゃ売り場のテレビモニターのアンパンマンの前でじーっとしていたら、回りはどう思います?

差別意識とか、個性を認めるとか、そういうのとはまた違うと思う。
上手くいえないけど、少しずつ、中身も大人になって欲しい。

どうすれば次男のために一番いいのか、悩める今日この頃です。

一時、「老人施設でお年寄りに赤ちゃん言葉を使うのは止めよう」というのがありましたね。
あれの逆なのかな?いや、同じ事かな?