大晦日です!
夫の実家がある富山にきています。
年に1度だけ、お正月に富山に来るのですが、実は、1年で一番、仕事がはかどるのは、この富山の冬休みなんです。
義母や義妹が本当に優しい人たちで、「千鶴子さんは忙しいんだから、自分のお仕事していいから。。」と心から言ってくれるからです。
で、その言葉にあまえて、食事とちょっとした団らんが終わると、私は二階の部屋にひきこもって、じゃんじゃん仕事ができてしまう。。という恵まれた環境♪
(とんでもない嫁ですね(^^;)
「日本の嫁」スタンダードから激しく外れている私を、家族として受け入れてくれていることに、大感謝です。
実は、結婚して、初めて夫の実家に行ったとき、私は、ものすごい衝撃を受けました。
わ、こんな家があるんだー!と思いました。
私が育った家は、ストレートで激しい家です。
喜びも怒りも激しい激流家族。
でも、夫の家は、あくまでも優しく、情が濃やか。
山の中の苔むした小川のような家でした。
帰りの新幹線の中で、シミジミ思ったのを覚えています。
「夫の家は、絹ごし豆腐の家だなあ。。
うちは、木綿豆腐の家だった。。」
私は、たまたま、とてもいい義理の家族に恵まれました。
それでも、え?!と思うことはあるし、もちろん、いかがなものか。。と思うところもある。
でも、ここが、結婚の面白いところかも、と最近思います。
よその家の内側まで入るのって、たぶん結婚以外ないでしょう?
生まれてからずっと育った家は、自分にとっての当たり前で、それ以外知らない。。
それが、結婚して、初めて、ひとの家の内側に入る。
で、気がつきます。
わ、よその家は、自分の家と違うんだ!
だから、結婚するときは、異文化交流と思った方がいいのではないか、という気が最近しています。
外国。異文化、と思っておもしろがるといいかも。。
家のしきたりや縛りが激しくあって、お正月は家事に追われる、という方は、冗談じゃない、そんなのんきなこと言われても。。と思うかもですね。
でも、外的状況が変わらないなら、自分の受け止め方を変えるしかない。
いっそ、ロシアに嫁に来た、とかアメリカ南部に嫁に来た、と思って、
「ほー!」と異文化をおもしろがる感じでのぞむと、多少は気分が楽かもしれません。
今夜は年越しそば。
夫の家の年越しそばは、毎年、義母の手作りラーメンです。
(異文化でしょう? 笑)
お料理苦手な義母が、なぜか、このときだけ鶏がらスープから作るラーメンは、とても美味しい。
年末の楽しみのひとつです。
(写真は、義母のラーメンではありません。
富山ブラックという、激しょっぱさが癖になる、富山名物のラーメンです)
ホームページ↓
https://skyislimit.net/profile/