ラーメンは美しい悪女のようだ。
とても魅力的で、そして背徳的だからだ。
木村食堂「ラーメン大好き木村さん」より抜粋
□ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □
ラーメンを食べたい、と思った時の衝動を何かに例えようとするのは難しい。それはただの空腹とは違った純粋な「ラーメン欲」であり、何かで代替することはできないからだ。
私はラーメンが好きで、週に何度かはその衝動に従い、吸い込まれるようにラーメン屋へ足を運んでいたのだが、今年に入りある目標を立てたのだった。
それは、
ラーメンは月に一杯まで
という、人類にとって非常に厳しい課題であり、実現することはかなり難しいであろうということは、自分自身で痛切に感じていた。
しかし「月に一杯まで」という、心の中にあるラーメンチケットのおかげで私の精神は崩壊するまでには至らず、なんとか平静を装うことが出来ていた。急に叫び出したり、夜中に無意識にラーメン屋へ駆け込むということは紙一重で防ぐことが出来ていた。
ただやはりそれは「紙一重」だったようで、私はある瞬間に強烈なラーメン欲に支配された。それは理屈ではなく人間としての原始的な欲求に近く、それまで平静を装っていた自我が崩壊していくことを感じていた。
私は思った。
今こそラーメンチケットを使う時だと。
気付いたら私はラーメンを頼んでいた。そこに至るまでのプロセスは正直なところあまり覚えていない。
ただ、ラーメンが来るまでに感じた高揚感と、食べ終わった後の背徳感の中で私は思った。
焦らされて食べたラーメンも悪くないと。
次のラーメンチケットの回復まではあと半月だ。長い闘いになるが、それでも私はやがて来るラーメン解禁日に心を踊らせるのだった。
今年食べれるラーメンはあと11杯。
その大切な心のチケットを大事にしたいと思う。
□ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □
✳︎ここんちに出演!
私も愛読している森野ここさんのブログで、旦那さんのクマさんが私のレシピ本でご飯を作ってくれましたー!
普段はあまり自分で献立を考えないという旦那さんに使っていただけたということで、こんなに嬉しいことはないですね。ぜひ使い倒していただけると嬉しいです!ちなみに私も体型的によくクマさんと言われるので、旦那さんとは仲間だと思っています。
ここさんのブログはうちの嫁さんもよく見ていて、特にお二人の出会いである森野クマさんに出会ったシリーズは、それこそもう月9ドラマを見るような感じで楽しんでおりました。もうドラマ化しちゃえばいいのに!
というわけで、森野さんありがとうございました!
きむんち!





