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potepote(Takehito Kimura)のブログ

Takehito Kimura(木村 健人)のブログです。

私は、少し前から、知り合いが出るという時以外はテレビを観るという習慣を断った。
理由は様々だが、ここではそういった議論はやめておく。

当然、先週末に放映されていた27時間テレビも全く観ていない。しかしながら、
ヤフー!ニュースの、88kmマラソンについての記事を見て、実は私は土曜日の
夜に目撃してしまったことがあったので、思い切ってこの記事を書こうと思う。

私は週1回位のペースで、近所のスポーツジムに通っていて、土曜日の夜も
トレーニングに向かった。ジムの直ぐ隣の中庭とも通路とも取れるスペースは
人工の小川も造られていてなかなか雰囲気が良いが、そこで時々ドラマ等の撮影が
行われていることも知っていた。その日は、フジテレビのロケ車が停まっていて、
スタッフがたくさん、皆、同じロゴのTシャツを着ていた。よく見ると、
「27時間テレビ」のものらしい。何の中継だろうと思いながら、ジム内に入り、
トレーニングを始めた。ランニングマシンで走りながら、外が見えるので、
スタッフが何をしているのか、出演しているのが誰なのかを少し気にしていた。
その時は、大久保さんが88kmマラソン企画で走っているということを全く知らなかった
状態で、

「あ、大久保さんがいる」

ということは気づいていた。

何か、プロデューサーやスタッフ達と、カメリハをしている様だ。本番で
どの様に動くかを綿密に打ち合わせている。

実はランニングマシンにはテレビが備え付けられていて、隣のマシンの
人たちが、皆8チャンネルを付けていたので、

「あ、27時間テレビを放映中なんだな」

と気づいた。それで、直ぐ外では打ち合わせや動きのチェックをしている。
これは、間も無く中継で映されるんだなと予想していると、その時は来た。

マシンのテレビでバッチリ大久保さんと、並走している誰かが映されていて、
直ぐ外ではその撮影風景が見える。とても貴重な光景を目の当たりにした。

時間にして、1分あるかないかであったが、テレビの中の大久保さんは、さすが
魅せる絵を作ってアピールしていた。プロである。

さて、この事実を見て、

「何だよ、88kmずっと走っているんじゃないのかよ」
「1箇所にそんなに止まっていてロケ車内で休んで、カメラ回っている時だけ
出て来て走っている様子を演出しているのかよ」

という意見が聞こえてくるかもしれないが、あえてそれらの意見に対して
言わせていただくと、

「仮にもしそうだとして、それは本当に悪いことかな?」

と問いかけてみたい。

まず、

・これはオリンピック等の純粋なスポーツ競技ではなく、
「いかに面白い絵が撮れるか」の方が重要なバラエティ番組だ。
目指すところが違う。番組スタッフも出演者も、カメラが回っている時にいかに面白く
出来るか、それに労力を注ぐものだ。

・そもそも、売れっ子で様々な芸能活動している芸人さんが、ぶっ続けで88km走れる
わけがないではないか(武井壮さんならいけるかもしれないが)。視聴者側も、そう、
プロレス試合の予定調和がテレビの世界には常に存在することをもう一度認識し、
その上でエンタメとして享受してはどうか。

・テレビで流される映像は、作られたものである以上、何かしらフィクション要素は
入るものだし、全てガチでなければいけないなら特にエンタメ系は存在しなくなるだろう。

自分が番組制作側で、しかも生放送となれば、事故等は一切無くしたいし、綿密に
打ち合わせをして出す絵を作りたいと思うだろう。その上で、ガチさが無くなり
面白い面白くないといったことや、無事に完走した(という絵が出来た)ら、
誰かが丸刈りにするということに何の意味があるのかといったことは、
また別の議論である。

受け入れられなければ、自分が観なければ良いだけ。

少なくとも、あの中継現場の出演者やスタッフの方々も、皆一生懸命仕事をされて
いたのは間違いない。