こんにちは、着物スタイルアドバイザーの佐藤チアキです。
ご訪問いただきありがとうございます!
↑この日のいでたちは、蒔糊の着物に洛風林の帯。
そして、先日の話。
娘が履いているデニムを見て、私、かなりびっくりしてしまいました(笑)
なんと、ワタクシが若い頃に爆発的に流行り、そのあと、ブームが過ぎてからは、ダサいイメージを持たれがちだった、「ケミカルウォッシュ」のジーンズをはいているでありませんか!
超びっくり!
「ケ、ケ、ケミカルウォッシュ!!!」と叫んでしまいまいしたよ(笑)
しかし、こんなケミカルウォッシュですが、リバイバルされ、昨年ぐらいから若者の間で、注目を集めているアイテムらしいのです↓
でも、いくら若者のおしゃれアイテムだからといって、どうしても、私は履く気にはなれません(笑)ていうか、履いたらあかんやつです(笑)おばちゃんが昔の引っ張り出して着てるって思われる(笑)
そして思い出したのが、羽織丈のこと。
ブームが大きければ大きいほど、反動で、その後ダサく感じる、、、
同じようなことが、きっと羽織丈にも・・・
戦前に、流行っていた羽織丈は、膝下丈の長羽織。
でも戦後は、その長羽織がダサいと感じられ、かなり短くなり、帯が隠れるくらいの腰丈が大流行。
そして、平成になってからは、戦前の長羽織のブームを知らない世代が、戦後に流行った腰丈をダサいと思い、長羽織をかっこいいと思う、という時代。
ワタクシが着物を着始めた頃、お知り合いからお聞きしたのは、
「長羽織を着ていたら、祖母から、なぜそんな古臭い丈の羽織を着てるのか」と言われたという話。
たしかに、長羽織がダサいというイメージを持っている年配者にとっては、「なぜ長羽織? なぜその丈??」と思ったんでしょうね(笑)
その話を聞いた私は、腰丈の短い羽織こそダサいと思っていたので、その話をあまり理解できていませんでした。そんなもんなんだな〜と思っていたくらい。
でも今なら、その気持がよくわかります。
だって、娘が履いてるケミカルウォッシュのジーンズを見て、「なんでそんなダサいのはいてるの」って思いましたもん(笑)
流行りって本当に面白いですよね〜(笑)
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