● 京都の顔タイプ着物診断*パーソナル着物コーデアドバイス
こんにちは、パーソナル着物アドバイザーの佐藤チアキです。
ご覧いただきありがとうございます。
「湯のし」
「湯通し」
「水通し」
反物から着物に仕立てをする前に、これらをすることがほとんどなのですが、これらの違いをご存知ですか?
実は私も初めは違いを知りませんでした。
仕立ても、仕立て屋さん任せだったので、これらも、全てお任せ状態。
でも、麻の着物を仕立てるようになって、自分で洗いたいがために、これらの違いを、そして用途を考えるようになりました。
では、これらの違いと用途をご説明いたします。
注)これは、私の知り合いの加工業者にお聞きした内容ですので、もしかしたら、地域や業者で少し違うところがあるかもしれませんのでご了承くださいませ。
・「湯のし」
これは、スチームでのしをする加工。すなわち、大きな機械でスチームアイロンをあてるようなものです。
生地の幅を整えて、仕立てやすく、狂いがないようにする加工です。
おもに、正絹の反物の仕立て前に湯のしをします
・「湯通し」=「水通し」
意外なようですが、水通しも湯通しも同じ加工です。
ぬるま湯に漬けて、糊やカビを落とすことために行います。
ぬるま湯に漬けた後、乾燥させて、最後に湯のしをして、湯通し完了です。
特に結城紬は、必ずお仕立て前に、湯通しがなされますね。
紬の反物によっては、「湯通し済み」と書いてあることもありますので、その時は、湯通しはせず、湯のしのみで大丈夫ですよ!
紬を購入されて、お仕立てを頼まれるときは、糊気が強そうなときは、湯通しした方がよいかどうか、お店の方に確認されたらいいと思います。
一番注意したいのは、麻の着物を自分で洗う仕様にお仕立てしてもらいたい時です。
麻の反物は、水を通ると縮みます。
なので、湯通しをせずにお仕立てをして、自分で洗うと、必ず縮んでしまいます。
麻の反物を仕立てるときは、整理屋さんにこう伝えてるようにお願いしてください。
※整理屋さんとは、湯のし、湯通しなどの加工をしてくれる業者のこと。
・お仕立て上がり、汗をかいたら自分で手洗いをしたいです。
・湯通しをして、縮ませてください。
・湯通し後の整理の時に、引っ張りすぎないようにしてください。(仕立てのできる最低限の整理で大丈夫です)
・元の反物寸法より縮んで大丈夫です。
こうやって伝えないと、整理屋さんは、預かったときの生地の幅や長さに戻すために、縮んだ分を引っ張ってのし(整理)をかけます。
こうやって頼んでおくと、自分で洗ったときの縮みを最低限に抑えることができますよ!
綿も洗うと縮むことが多いので、麻と同じように頼むといいと思います。
ただ、綿の着物でも、綿薩摩などの高級綿着物や、厚手で汗をかく季節というよりも冬場に着るようなものは自分で洗わないほうがいいので、呉服屋さんと相談してくださいね!
最後にもう一度。
「湯のし」とは、生地幅を整えて仕立てやすくするスチームアイロンのようなもの。
「湯通し」=「水通し」とは、糊気やカビを落とすために、ぬるま湯に漬けること。主に、紬や麻、綿、に施される。
※麻や綿の着物を自分で洗える仕様に仕立てるときは、湯通し後の整理を軽くしてもらう。
来年の夏用の麻着物のお仕立ての参考にして下さいね!
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