先日、結構な緊張感の中、着付していましたら
気づくと いつになく汗だくでした。。
いつもお世話になっていますお客様が
久しぶりにご来店されてとても嬉しかったです。
その日は着付けに関してご注文がありました。
着崩れないのはもちろんのこと、
着慣れた・こなれた感じで着付けて、という指令
というのも、「着物があまり似合わないね」と
言われたご経験がおありだそうで。
でも、すらっと細身で美人なお客さまなので
似合わないはずがないんです！！
こうなると、燃えますね
絶対、似合う、って言ってもらいたい
そんなこんなで、奮闘してたらいつのまに汗だくでした
胸の補整のライン、衣紋、衿合わせ、裾のライン・長さ、
帯の位置、帯山の位置、帯揚げの見せ方、帯〆、
お太鼓の形・大きさ。。。。
これらの要素で着姿の味わいが変わってきますね。
よく美容室さんで、「似合わせカット」とありますけど、
「似合わせ着付」ですよね
その方により美しく見せる方法と、表現したい雰囲気と。
お仕事で着物を着られる方は、ほんとに着付に関して
厳しい目をお持ちの方が多いです。
いつもと違うスタッフが担当させて頂くと、
「今日は違う人に着せてもらった？」と
お店の他のおねえさんに気づかれるほど
以前、未熟さからお客様の好みにお応えできず、
3回ほどはチャンスを頂きましたが、4回目のリピートは
無かったという、申し訳なくて悔しい経験があります。
1回目で好みの１００％といかなくても、
毎回完成度があがっていって到達できていたら
気に入ってご利用いただけたかな、、と思うと
いまだに悔やまれます
どんな方が着ても落ち着いて着付けさせていただけるよう、
勉強ですね。
緊張感の中の着付け、必要なことだな、、と思いました
