先日、坂牛邸で行われたアーティスト・トークに行ってきました。
これは小樽アートプロジェクトといって、歴史的建造物が多く残る
この街の歴史的資源を現代に活かし、空間アート・環境芸術を
媒体として、歴史的建造物が一時的にでも再生し魅力的な場づくりに
なれば・・・というコンセプトで活動しているNPO法人で開催された
ものです。
アーティストや芸術などには縁のないわたしですが、歴史的建造物に興味が
あるので、聞きにいってみました。
このプロジェクトに携わっているアーティストの山田良さんは
札幌市立大学デザイン学部の講師でもいらっしゃって、
学生と一緒にものづくりを楽しんでいらっしゃる姿が印象的でした。
そして、今年の春に運河の代表的な建物である北海製罐に不思議な
一瞬不気味な!? 黒い人物が現れたことがありました。
新聞にも載り、また潮まつりの最中だったので目にした方も多い
のではと思います。
こちらのしかけ人がこの方だったのです。
あの光景はものすごくインパクトがあり、臨港線を車で
走っているときに思わず速度をゆるめて見入ってしまいました<
(危ない、危ない<)
あの人の形をつくり、北海製罐のあの手すりのところに
くくりつけるのは大変だった、というお話がありました。
あの手すりや階段などはかなり古いもので、建築基準法の
以前のものなので、高さが70センチしかなく、少し間違ったら
落ちてしまいやすいくらい低いのだそう。
そんな様子をスクリーンで写していたのですが、私が目に止まったのは
北海製罐から見た山側の小樽の風景。。。
そういえば、山側から海を見ることはあっても
海側から小樽の街を見下げることってないような。。。
だって、海側に北海製罐のような大きな建物ってないですよね。
ありますかね!?
思い浮かぶのはフェリーターミナルくらいですが。
その北海製罐の屋上からの眺めってどんなものかを見たい~!!!
っておもっちゃいました。
こんな素晴らしい芸術の話の中、こんなこと考えてるのは
私ぐらいか<
それはいいとして、この山田さんが今度は第4回目のアートプロジェクトで
和光荘を舞台に芸術を披露してくれます。
スクリーンで見ましたが、すご~く素敵でした。
あさって、見学に行きます^^
芸術って難しいものでなく、感じるものなのですね!^^