かなり久々になってしまいました。


年末、もしくは元旦にご挨拶を書こうと思っておりましたのに、もう三が日も終わってる…。


着物のことは相変わらず大好きなのですが、公私ともに予定がパツパツ気味で、最近はお着物系のイベントにも行かれておりませんでした!

今年もそのような調子が続くかと思いますが、着物情報のチェックは引き続き欠かしませんし、すきあらばイベントにも!


昨年は、トクシマメグミ先生に着付けを教えていただきましたし、ナカムラマミ先生にはマイサイズ、ヘチマ補正のワークショップでお世話になり、着物を綺麗に着る準備は万端。

あとは自分の腕磨き!


今年は、「基礎から応用へ」がテーマの一つ。


更新ペースは緩やかですが、本年もよろしくお願い致します!





久しぶりになってしまいました!
今年もあと2カ月を切りましたね!




東京の鞠小路スタイルで開催されたこちらのイベントへ。


【鞠小路スタイル × モダンアンテナ コラボ企画】


モダンアンテナさんがいらっしゃるということだけで、すごく楽しい
イベント間違いなしですが、そこに、さらに、キッチュドットの
帯揚げ販売という告知があって、ハートを射抜かれました・・・。


初めて工房におじゃましたとき、キッチュドットのお着物も見せて
いただいたのですが、その時から、「誂えたい!!」と思いながら
はやウン年…。
(確認したら、2011年から思い続けてた)

未だに色が決まらないので、まずは帯揚げから!と思い、お邪魔してきました。



鞠小路スタイルの東京教室、初めて伺ったのですが、駅から近いし
明るい内装で、素敵でした!!



帯揚げ、8種類あり…
どれも素敵で…
すっごく悩みました…


最終的に、黒と青ですごく悩み、青にいたしました!!
実物はもっと綺麗な色です。

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ここ1年くらい、習い事を増やしたりして、着物を着たりイベントに行く
機会が以前より減ってしまったのですが、それでもやっぱり
着物はとても楽しい♡


着物も帯も、チラチラ見てしまいましたが、やっぱり可愛くて、
深入りすると後先考えずに買ってしまうので、自粛しました(苦笑)



こちらのイベント、「モダンアンテナさんが大好き!」という方々が
沢山集まっていて、モダンアンテナさん、愛されてるな~と改めて思いました♪
皆大好きですよね♪





そして、先日販売されたこちらの本。

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今回はスタイルブックということで、いつもにも増して素晴らしい内容!

普段からネットで拝見している方々、レッスン受けさせていただいたり
お話させていただいたりしたことある方々も沢山でていらして、
頭がボーッとしてしまいました。
なんて素晴らしい世界…!

それぞれのコメントやエピソードも、大変興味深く!
あとでまたゆっくり読み返したいです♪

(個人的には、特に、tentoさんのエピソード、ご夫婦お二人の
あの素敵な雰囲気のルーツが分かるエピソードで、ほっこりしました♡)


欲を言えば、値段が倍くらいになってもいいから、全員、
4ページずつにして、全身&アップの写真をもっと見たいな~。



これ書いてたら、また見たくなってきたので、お茶タイムにします!




以前からとても気になっていた、『襦袢をバチ衿⇔広衿WS』へ!


数年前、着物熱が最高潮だったときに、麻の長襦袢を誂えたのですが、
これが、どうにもこうにも、最初から身幅が狭い…。
(知り合いの知り合いの和裁士さんが、「江戸仕立ては狭め」と
おっしゃっていたのですが、そうなのでしょうか??)


でも平織りだし、普段着であれば季節問わず着られるし、洗えるってことで
ムリくり着続けていました。
誂え直すことも考えましたが、同じ金額かかるなら、別物を誂えたい気もして…。

数年モヤモヤしていたところに、このWSの朗報が!!



講師は、田中えり子先生!!
多奈ゑり先生!!


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有名な先生♪

私の中で、「絶対お会いしたい着物の先生」のお一人、多奈ゑり先生に
お会いできて、嬉しかったです!

多奈ゑり先生にお会いしたという方のネット記事も良く拝見しますが、
皆さま口を揃えて、「可愛い!」とおっしゃっていて♪
本当に可愛い先生でした♡

コーディネートもさすが、可愛い♡
特に、やっぱりベルトに皆で注目!

(カメラがブレてしまったので写真ナシですが、カルタ結びがすっごく
美しかった…!私が今まで見た中で一番美しいカルタ結びでした!)




ブレていますが…WSのひとコマ。

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多奈ゑり先生と、「ふわりとまとう」麻美先生が、絶妙なコンビネーションで
丁寧に教えてくださいました!



事前の告知ブログには、「広衿にからバチ衿に、すぐに戻せます!」
と書いてあって、「え、すぐに戻せる?どうして?」と思っていたのですが、
WSが終わるころには、「そういうことだったのかーーー!!」と理解できました!

これは画期的な発明!!

私、そうとう不器用なのですが、こんな私でも何とか広衿にすることが出来ました!





麻美先生!
相変わらずの透明感、ハイセンスな装い♡

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実際に拝見したかった、黒留から自作されたという、半幅帯!
すっごく素敵でした…!釘付け!

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WSでは、着物好きな方々ならではの、色んな着物の話題が!

麻美先生の半幅帯からの、黒留ナイトの話や、そこからの着物パーティーの話、
統計的には、関西よりも関東の方が着物人口が多いらしい…という話からの、
「本当に?関西の方が多い印象!パーティーも西の方が多いような…」という
話などなど…!
(西日本に強い憧れを持つ私としては、西の皆様の方が、着物人口多く、
着物での社交の場も多い印象…!)


でも私は縫うのと、先生の説明を聞くのに必死で、あんまりお喋りに参加
できなかったのが心残り…。
皆様、縫いながらお喋りもちゃんと楽しめて、尊敬!
(麻美先生の黒留ナイトの話とか、もっと掘り下げて聞きたかった~!
多奈ゑり先生の福岡の話も…!福岡も楽しい着物イベント多数あるので!)


それに、皆様、それぞれの持ち物とかアクセサリーとかもちゃんと見ていらして、
私の持ち物にも、
「半衿、CHOKOさんのですね!」
「針山がマトリョーシカ!」(麻美先生のブログに載せていただいているもの)
などなど、リアクションくださる…!

女子力の高さに脱帽です!(私がないだけか)


そんな感じで、あっという間に、楽しく、WSが終了しました!



最後、多奈ゑり先生と、麻美先生と三人での写真も撮っていただいたのですが、
着物じゃないのと、二人のお顔が小さすぎて、私と尺の差があるので(笑)、
私だけで楽しませていただきます☆



それにしても、WSの日、本当はこの夏最初で最後の、正絹の絽の着物を
着たかったのですが、まとまった雨が降るかも…という予報だったため諦めたのに…ぜんっぜん降らなかったーーー!!
こんなことなら、着ていけば良かったーーーあ!!




多奈ゑり先生、麻美先生、楽しいWSをありがとうございました!!





もう一週間前のことになりますが、こちらへ行ってまいりました!

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開催されることを知ってから、待ちわびていて!

初日に行ってきました!





もう、ここに住みたい…こういうものに囲まれて生きていたい!
と強く思いました。

とにかく素敵な空間。

全てが美しすぎて、息が止まりそうになる!
息するの忘れそうになる!




丸山敬太さんのお名前は、昔から存じていたものの、急速に
気になり始めたのは、着物を着るようになってから。


中原淳一さんの展覧会で丸山さんの作品が展示されていたのですが、
作品はさることながら、そこに書かれいていた言葉の響きがとても
心に残り、それからtwitterもフォローさせていただいています。

twitterって、短いつぶやきの中に、すごく人柄が表れると思うのです。
丸山さんのつぶやきは、いつもとても優しさにあふれていて、
心が豊かな方なのだな…といつも思います。
めちゃ癒されます。


有名漫画家の方とのやり取りには、とくにやられました…。


こちらのまとめサイトも良い♪

http://matome.naver.jp/odai/2140739501773303301





こんな素敵な方の作品を、間近で観られるという、またとない機会!



和×洋な作品も沢山ありました。

20年間の作品アーカイブコーナーもあったのですが、洋服に、
お草履やぽっくり、東袋を合わせたり…というコーディネートもあって、
それがまた絶妙なバランスで、すごく可愛かった…!!





会場は、ごく一部だけ、写真OKでした。

太っ腹…!

めちゃくちゃ嬉しい…。

とあるオジサマ、すごく嬉しそうに、作品とのツーショットを
連れの方に撮っていただいていて、幸せそうなお顔に、
「うんうん、分かる、分かるよオジサマ…。」と、
全然知らない人なのに話しかけたくなりました(笑)


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作品ですので、こちらの写真はちょっとぼやかしております。


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私、いままで、着物地や着物っぽい柄の洋服やドレスには、ほとんど
心を惹かれることがなかったのですが、丸山さんの作品を拝見して、
初めて、「いいなー」と思いました!


一番「好き!」と思った、和×洋の作品、撮影可能ゾーンにあったのですが、
上の2枚の写真を撮ったあと、私の携帯が突然動かなくなりまして!!

電源も切ることが出来ない状態になり、写真はこれだけ…。
なんてこと…!!



他にも、ドリカムはじめ、芸能人の方々の衣装も多数展示!
紅白で着た衣装も沢山あり、「これ、丸山さんの作品だったんだ!」
と何回思ったことか…!






会場では、部数限定の写真集や、葉書、ステーショナリーなどの
販売もございました。




こちらは、限定の写真集(イセヤさんバージョン・ネットから拝借)。

詳細はこちらご確認くださいませ。


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一週間経った今でも、余韻が続いていて、とにかく、皆行って欲しい!
と思う展示会です。


本気に、真剣に作られている衣服というのは、理屈ではなく、
観た瞬間に、創り手の方の、そういう「気」というか、「想い」というか、
そういうものを肌で感じますよね…!

あの会場は、そういったものや、愛情とか優しさとか、あったかいものに
満ちていたように思います。


なんと、8/17(日)までです…。
私も、もう一回行きたいと思っています。






生でみたい!と思っている絵や彫刻が、いくつかあるのですが、
中でも、飛び抜けて「絶対みたい!」という絵の一つが、
モネ作のこちら。


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※ 画像はネットからお借りしてます。





この絵の存在を知ったのは、15年くらい前だったでしょうか。


モネといったら、睡蓮、くらいの知識しかなかった私。


この絵をみたとき、着物の知識も殆どなし。


モネって、人物画も書くんだ!
しかも着物?
後ろに沢山のウチワ?
そもそも、こんな着物あるの?
これ、刺繍?生きてるみたい!

とか、色んなことが頭の中を駆け巡り、とにかく、この絵に、一瞬で魅力されてしまったのです。


金髪×着物が、こんなに相性ピッタリなことにもビックリしました。

KIMONO姫とかもない時代だったので、
着物のこういうスタイルを見たことがなかったのです。



それから、テレビとか雑誌とかで、モネとかゴッホの時代に、
日本の浮世絵がヨーロッパに強い影響を与えたとか、
そういうことがちょっとずつ頭に入るようになり、
この絵もそうした時代の中に生まれたと知りました。


憧れてやまない、ボストン美術館所蔵だということも。



この絵は、モネの奥様がモデルで、着ているのは打掛ということですが、
今では、この打掛は、元々はどういう経緯で、どういう人が着ていたものなのだろう、ということとか、
反対側にはどんな刺繍があるのかってことも気になります。



とにかく、この絵は、私に、西洋絵画と着物について、自分の知らない世界を教えてくれた一枚なのです。




そんな絵が、修復を経て、まさかの来日!!


指折り数えて、開催日を心待ちにしておりました!!






雨の降る週末、電車とバスを乗り継いで向かいました!
世田谷美術館!


この美術館は、世田谷という場所柄か、素晴らしいコネと財力をお持ちで!
みたいな企画展をしてくれる美術館で(私の勝手な意見です)、
面白い企画展が多くてすごく好きなのですが、

いかんせん…

アクセスが悪い………。



大雨降ってきたりすると、途中で心折れそうになる………

バス来ない………

などなど、いくつかのトラップを乗り越え、
美術館に到着!




そしてついに、念願の絵とご対面!!!


想像以上の大きさ。

等身大なのでしょうか。

遠くから見ると、そこに、モネ夫人が佇んでいるかのよう。


絵の素晴らしさはさることながら、額の雰囲気もピッタリ。

ほんとに、ほんとに素晴らしい作品。


打掛の豪華さも凄い。

金糸を使った刺繍…
モリモリ…

歌舞伎衣装に出てきそうな豪華さ。

ほんとこれ、誰がどういうオーダーで誂えたの…。



モネ夫人の表情も、たおやかなポージングも最高。

このポージングは、モネが指示したのか、
モネ夫人がポージングしたのか分からないですが、
これも浮世絵から受けたインスピレーションからのポージングなのでしょうか。
素晴らしい。




余談ですが、この絵を見て、
「十頭身以上あって、身体のバランスが悪い」という意見、会場でも耳にしたのと、ネットでも見かけたのですが…

打掛の、裾の部分もカウントしているから、
そう感じるの…かも??


打掛は、裾をたくし上げていないときは、床につくもの…

というのは、確かに、着物が好きな方とか、結婚式で着たとか見た方などじゃないと、知らないかもですね…(涙)


とはいえ、裾ギリギリまで脚があったら、膝下どんだけ長いんだよ!って話だと思うのですが…






会場には、こんな素敵なものも。

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顔を入れて写真撮る、アレです!


私ももちろんやりました!!

まあ、モネ夫人との顔の作りの違いに、愕然としましたけどね…

旦那さん、失笑してたね…





他にも見所は多数あるので、こちらの美術展、是非!


この絵と同じセクションに展示されているトルソーが着てるモノも素敵…
孔雀がいた…♡



とにかくオススメの美術展です!



京都、名古屋に巡回あります!
全てのエリアで見たい勢い!