こんばんは
今日は春分の日で祝日ですね
週の真ん中が祝日なの久しぶりですね
今日も大河ドラマ光る君へについての話題です
まずは、8話
8話の印象的なシーンでもある、琵琶を弾くシーン
源氏物語では第49帖「宿木」で匂宮が中君に
琵琶を弾いているシーンがあります
源氏絵でも良く描かれるシーンです
また、明石の君も琵琶の名手とされています
私はまだ読んでいないところなので読むのが楽しみです
琵琶は正倉院宝物の中にもあり、少なくとも奈良時代には
伝わっていたと考えられています
平安時代の貴族にとって、楽器と舞は必須科目だったようです
「源氏物語」でも「光る君へ」でも、楽器を奏でるシーンや
舞を踊るシーンは度々出てきますね
次は9話
9話は分かりやすい源氏物語の要素はなかったように思います
葬送の地である「鳥辺野」は、源氏物語にも登場しており
夕顔や葵の上が荼毘に付されました。
また、ドラマの後の解説にもありましたが、藤原道長も
鳥辺野で荼毘に付されています。
平安時代は、庶民は鳥辺野で風葬・鳥葬にされており
貴族は火葬されていました。
ちなみに、「荼毘に付す」って「火葬する」って意味らしいです
皆様ご存知でしたか
私は葬儀をして亡くなった人を見送るという意味だと思っていました
まぁ、現在の日本での葬法は「火葬する」ほぼ一択なんで
大きく間違ってはいないですけどね
藤原実資の日記「小右記」には、彼の娘が幼くして亡くなった
ことが書かれているのですが、貴族であっても幼少期に
亡くなると火葬せずそのまま鳥辺野で風葬していたようです。
この日の日記、実資の悲しくやりきれない気持ちがよく伝わってきます
私が買った小右記の本はこちら
分厚いですが、解説も面白く読みやすかったです
ということで、今日は大河ドラマ「光る君へ」の
源氏物語要素についてのお話でした〜
まだ読んでないところが出てくると、早く源氏物語も
読み進めなければという気持ちになりますね
それではまた〜