こんにちは。
「きものclub夏彩(ナツイロ)」 です。
「着物文化エバンジェリスト(伝道師)※」
として活動していきます。
※エバンジェリスト(Evangelist)とは、
IT業界で専門的なことを中立的な立場で分かりやすく消費者に伝える職業です。
敷居が高そうな着物の世界をわかりやすくご紹介することで、
着物の先にある文化的魅力をお伝えします。
先日お教室の皆さんと鑑賞した文楽「菅原伝授手習鑑」の中で、
子どもの弔いのために両親が着ていた着物が真っ白でした。
母親は綿帽子までかぶっていて。
文楽鑑賞のブログはコチラ
鑑賞後のランチ会でそのことが話題になりました。
「白装束で出てきたから、あの後両親は自害するのかしら?と思ったけれど、子供を弔っていて切腹ではなかったですよね」
「なぜ喪服なのに白?」
「母親の綿帽子はなぜ?」
皆さん頭の中が「???」でいっぱい。
実は、喪服の色が世間一般で黒になったのは戦後のこと。
それ以前は男性は白い裃、女性は白い着物にプラスしてお嫁さんが被るような綿帽子を被る習慣がありました。
綿帽子とは花嫁が挙式に被るこれ↑です
そんなお話を皆さんにしたところ、
「父の祖父が亡くなった時、喪主だった祖父が白い着物だった」
と言う愛知県出身の方や
「そういえば以前、夫の方の身内も葬儀で白い着物着ていた」
という石川県でのお話が出てきて、
「本当にそうだったんですね!」
とリアルな話が聞けました。
以前喪服の色の変化について詳しく解説した記事↓
文字で学んだ情報をリアルな話として改めて聞くことができて、
「なんて知的なコミュニティなのでしょう!」
とうれしくなりました。
こうしてコミュニケーションを取って、疑問が解決したり、新しい知識が身に着いたりする点が、集まることの楽しさです。
レッスンはマンツーマンでじっくり取り組みますが、おでかけ企画では着物仲間と繋がることができて、受講生様には大変喜ばれています♪
あなたもぜひご一緒しませんか?
知的好奇心を満たすレッスン&企画をご用意してお待ちしております。
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