こんにちは。
音遊(おんゆう)kimono school神戸校
「きものclub夏彩(ナツイロ)」 です。
「着物文化エバンジェリスト(伝道師)※」
として活動していきます。
※エバンジェリスト(Evangelist)とは、
IT業界で専門的なことを中立的な立場で分かりやすく消費者に伝える職業です。
敷居が高そうな着物の世界をわかりやすくご紹介することで、
着物の先にある文化的魅力をお伝えします。
突然ですが、あなたは半襟付けは得意ですか?
私はどちらかというと苦手。
基本白に白い刺繍が入った半襟を付けっぱなしで、必要に応じてその上に色や柄の半襟をテープや安全ピンで留めています。
半襟ってなに?の方はこちらをご参考に↓
でも本当はシワ1つない、衣紋が凛とした半襟を縫ってみたいのです。
着付技能検定受検の際は、神戸のかな先生にご指導いただき、何度も縫い直しました。
なんとか及第点をいただきましたが、まだまだ未熟。
今回縫い方のコツを得るため
「月輪屋着物と雑貨テテ」さん主催の半襟縫いワークショップに参加しました。
講師は東大阪で和裁教室、着付教室を主宰されている「きものさくさく」の須賀先生。
Tシャツ襦袢「ふぁんじゅ」の開発者でもあります。
不器用な私にもわかりやすく、優しく丁寧に教えて頂きました。
コツの1つは文鎮を使ってきちんと折ってまち針を打ち、アイロン(こて)を当てること。
こういうところを手抜きしてはいけませんね。
写真右上にある「こて」を初めて使って便利さに感動。
昔おばあちゃんのアイロンがスチーム無しで先が細い物だったのはこのためか!とわかりました。
針が和裁用の方が細くて縫いやすいことや糸の種類など、そもそも根本がわかっていなかったことを知る私(恥)
コツの2つ目は「上、下、上〜」とリズミカル針を動かすこと。口ずさみながらやりました。
参加者の方と和気藹々としながらも、すごく集中していて、1時間半の講座はあっという間でした!
先生がお手本で数針縫ってくださった箇所と私の運針の違いは目をつぶって下さい
薄青のグラデーションが春らしい、立涌の柄です。
この日の雨用の着物もブルー系の立涌柄だったので、立湧好きな人みたいになってしまいました。
襟の内側を縫う「くけ縫い」は今までまったく理解できなかったのですが、今回先生に実演していただき「そういうことか!」とわかってスッキリ満足。
今回自分で縫ってみて和裁士さんの技術力の素晴らしさに改めて尊敬の念を抱きました。
根気よくひと針ずつ乱れることなく縫い上げる手仕事は、すぐに身につくものではありません。
一方最近は海外での縫製やミシン仕立てに押されて、国内の和裁士さんが食べられなくなり、なり手も減っているそうです。
いつも仕立てでお世話になっている和裁士さんにお礼を言わないと...。
とても良い講座だったので、神戸でもお願いしたい!と思いました。
企画した時はぜひおいで下さいね。
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