こんにちは。

音遊(おんゆう)kimono school神戸校

「きものclub夏彩(ナツイロ)」 です。

 

受講生様からご質問をいただきました。

ありがとうございます。

 

「半襟って縫わないといけませんか?」

「着物によって色々と縫い変えますか?」

 

 


「半襟(=半衿)」は、

着物の中に着る「長襦袢(ながじゅばん)」につける襟を指します。

 

半襟の役割は主に2つ。

①着物や長襦袢に皮脂汚れがつかないように保護する

②お顔まわりの印象を変えるオシャレアイテム

 


順番に解説します。

①着物や長襦袢に皮脂汚れがつかないように保護する


長襦袢は「地襟」と呼ばれる白い襟が最初についています。

長襦袢自体は毎回お洗濯するわけではないので、

この地襟を守るためにも

取り外しができる半襟が必要となります。

 


②お顔まわりの印象を変えるオシャレアイテム


「たかが襟」とあなどるなかれ。

襟元から数cmしか見えないのですが、

お顔に一番近いのでかなり印象に残るアイテムなのです!

 




冠婚葬祭のフォーマルシーンでは

「襟は白」が鉄則す。


白襟は写真撮影のレフ板と同じ効果で、

お肌を明るく見せてくれます。

 


「ハレの日」以外は何色でもOK


正統派の半襟を使用する場合は、

素材にもこだわるとさらにオシャレ上級者です。

夏は涼しげな呂や紗、麻素材。

袷の着物を着る時期は塩瀬や縮緬など。

 

 

ポップな柄やレースもかわいいですよ♡

こちらはカジュアル着物向き。

 

半襟として販売されているもの以外にも、

手ぬぐいや手芸店の生地を使うアイディアもあります。

 

オレンジ色の極太リボンに黒レースを重ねてハロウィン風半襟

 

 

これも手芸店で購入。普段着着物に。

 

 

さて、冒頭のご質問に戻って

「半襟を縫わないといけませんか?」

 

私のレッスンでは、一度は縫うことをお伝えしています

縫うのが面倒という声もチラホラ聞こえますが、

これも経験ですからね。

 

それに、半襟の内側に「襟芯」

(衣紋をきれいなカーブにする細長いプラスチック)

を通すので、縫っておく必要があります。

 

 

 

 

「着物によって色々と縫い変えますか?」

 

私の答えは

「教科書的にはYES。ただし、時短方法も使って良し」

 

縫うのが面倒で着物が着たくなくなってしまったら、本末転倒!

それならば、ラクに「襟の着せ替え」をしましょう。

 

「今日は印象を変えたい」

そんなときは、縫いつけてある半襟の上に両面テープや安全ピンで別の物をつけます。

 

 

ただ、あくまでも仮止め。

テープがペタペタしないように、当日中にはがしてくださいね。

この方法のデメリットは、衣紋にシワが寄りやすいこと。

きれいなのは、縫う方かな。

 

よって、どちらも正解です。

着るシーンや労力(?)に合わせて選んでくださいね。

 

襟の話1つで熱く語れるなんて、

着物って面白いですね。

洋服の襟ではこんなに盛り上がれないですね(笑)

 

ご参考になればうれしいです。

 

自分で着るレッスンでは、

さらに詳しい解説や、半襟コーデのお話もあります。

マンツーマンなので何でも聞いてくださいね。

 

自分で着る着物レッスン

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