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音遊(おんゆう)kimono school神戸校
「きものclub夏彩(ナツイロ)」
講師 佐藤夏穂 です。
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少し長いですが、自己紹介を。
東京都八王子市出身、
2017年から兵庫県神戸市東灘区に住んでおります。
夫、高校生の息子、高校生の娘と4人暮らし。
実家では大学卒業まで過ごしました。
私が物心ついた時には同居の祖母は着物を着ず、
母はパンや紅茶など「洋物」好き。
着物は七五三で着ましたが、美容室で
「この子緊張しているわ!」
と美容師さんに大声で言われて、
「着物って緊張するし苦しいものだ」という嫌な思い出しか残っていません。
(写真すらない)
高校3年生の時、スウェーデンに1年留学し、
日本文化よりもすっかり北欧ナイズされました。
IKEAも北欧雑貨も日本になかった時代です。
その後も変わらず着物にまったく興味がなく、
成人式の振袖も拒否!
社会人になり、スウェーデン系企業に秘書として就職。
当時は珍しく女性が育児休暇を取り、
復帰して定年退職まで働いている企業でした。
男女平等の社会を10代で経験した私は
キャリアウーマン目指すぞ!とウキウキ♪
その社会人3年目のお正月。
先輩秘書さんの指示で仕事始めの日に着物を着ていくことに。
しかしTPOを間違え、恥ずかしさのあまりさらに着物嫌いに。。。。
職場結婚→2年連続でポンポンと出産。
2年育児休暇を取得して
復帰した6か月後。
同じ会社で働く夫に転勤辞令が出て、
泣く泣く自分のキャリアをあきらめました。
長野県茅野市→札幌市→福岡市(市内でもう1回引っ越し)
→神戸市(市内でもう1回引っ越し)
と13年間で4つの街・6回引っ越しました。
転勤先でのパート探しは困難の極み。
子どもが小さい上、
地方の経済が冷え込んでいた時代。
コンビニバイトの時給680円にも雇ってもらえず・・・。
専業主婦であることに悶々とし、
エネルギーを持て余し、
ボランティアに没頭し、
将来子どもが海外で活躍する時のために、、、
と色々な日本文化体験教室に通いまくりました。
文化体験教室の中で、
茶道の所作は和装ありきであることや
能楽は袴まで着られないといけない
など、着物の必要性を感じ始めました。
発表会の時に子供がお借りした着物と袴をたたむことができず、
大人として恥ずかしい思いをしたり、
いつもはカジュアルなママ友がステキな着物姿で小学校の卒業式に現れて
色っぽくてうらやましく思ったり。
そうこうしているうちに
「いつか私も着物が着られるようになりたい」
と思うように変わっていきました。
でも、
着物は高い・・・
教室も高い・・・
子どもを置いては行かれない・・・
格とかなんだとか難しくて意味不明・・・
無料の着付け教室は着物販売会で売りつけられるらしい・・・
そもそも、着物を着て出かける機会なんて、晴れの日しかないし・・・
とやることの優先順位は下の下。
ある日、福岡時代の知り合いミュージシャンが
大阪の堺市でライブをやると聞いて、会いに行きました。
その時、私の前に座ったのが、現在の師匠・音遊の宮田真由美先生。
カジュアル着物の自由な着こなしに、
着物=正統派の堅苦しいものと思っていた私は
「こんな着方もしていいんだ!」
と目からウロコ。
着物に対する敷居が下がったのと、面白そうな人だったので
音遊着物教室に通い始めました。
そして、再度、目からウロコ。
簡単すぎて、ビックリ!
そして、楽しい~
たった5回で自分で着られるなんて、早っ♪
レッスン受講後、ドキドキしながら着物でおでかけしたら
まず、夫と子供が「いいね!」と喜びました。
娘も着物好きに♡
待ち合せした友人にも
「わざわざ着てきてくれたの~!」
と喜ばれ、
お店のスタッフさんには
「ステキですね。」
と笑顔でサービスしていただいたり。
着ているだけで、自分の背筋がスッと伸びて、
こんなに褒められて、
いいことばかり。
「こんな良いこと、みんなに伝えたい!」
その気持ちで一気に講師になりました。
「世の中の女性みんな着物を着て“きれいね”って褒めてもらいたい!」
あの時の感動とトキメキが今の私の原動力です。
女性がかわいくてきれいになった着物美人の自分を好きになって
笑顔が増えたら
周りの人にも幸せオーラが満ちる。
そして
最終的には世界平和!
LOVE&PEACE♡
さあ、ご一緒に着物ライフでごきげん女子になりましょう。
(もちろん、着物男子も好きです)