こんにちは。
音遊(おんゆう)kimono school神戸校
「きものclub夏彩(ナツイロ)」 です。
お教室にはトルソー(マネキン)があります。
毎回様々な着物を着せていて、
コーディネート例としてご覧いただく他、
レッスン中説明に使ったりしています。
受講生様も
「このコーデステキ」
「意外とこの組み合わせいいですね」
と感想をくださり励みになります。
たまに振袖も着ています
今週着せていたのは、細い縞の単衣に黒い洒落袋帯。
着物も帯もお譲り品ですが、単体では地味に感じていました。
そこで今回意識して置いてみたのは、
パリッとビビッドな色を1点使うこと。
落ち着いた雰囲気に持っていかれそうな着物と帯の組み合わせに
はっきりとした赤紫を帯締めにさしてみました。
帯締めは帯の上に一筋だけ色を指す役割で
全体の色目の1%にも満たない割合です。
しかし、かなり印象が変わってくるのです。
試しに帯締めを数種類入れ替えてみました。
白、薄緑、濃いめの朱色です。
全体が同系色で元気のない印象になったり
あるあるな雰囲気になったり
逆になじんでいなかったりしていませんか?
この差し色効果、
実は専門的に言うと「色彩の補色」と言います。
「補色」とは、色相環で正反対に位置する関係の色の組合せのこと。
補色の代表的な組み合わせとして
赤と青緑
オレンジと青
黄色と紫
赤紫と緑
水色と朱色
などなど。
私はこれを
「クリームソーダのチェリー」
と勝手に呼んでいます。
チェリーはなくてもクリームソーダなのですが、
ちょっと物足りない気が…
チェリーがあるとビジュアルが整うように感じませんか?
ソーダの緑、クリームの白に対し
チェリーの赤が映えます。
着物の話に戻すと、
今回のコーディネートは遠目で見るとくすんだグリーン系グレーの着物に対し
色の表の上で反対側にある明るいパープル系の帯締めを使ったということです。
マニアックな話になるので、この辺にしておきましょう。
詳しく知りたい方はレッスンで聞いてくださいね。
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