朝から娘にひととおり ささっと着付けレッスン いたしました。



何年か前のお正月に 娘に着物を着せたことは あったのですが、

今回、一緒に着物で出掛けることになったとき

わたしが着せるだけのほうが、きっと時間的には早く出来上がるのは わかっていたのですが、
ぜひとも 着付けを教えながら一緒に着てみようと思いました

少しずつ わたしが着るのを見せて、着付けの手順をナビゲートしながら 一緒に着物を着ていきました。

普段から わたしが着物を着ているのを見ているからか、意外とサクサク


お太鼓結びも 帯枕がうまくあがるかなぁと気になりつつ、説明をしながら振り返ると

まったく初めてなのに、帯枕がきれいに あがっていた!

お太鼓の形もすんなりとできて、教えた私もビックリするほど。


本当にね、
手順通りに手を動かしたら出来上がっちゃうのです。


ほんのすこしの手直しだけで、ほぼ娘が自分自身で初めて着た着姿です。


いかがでしょうか。

「着付けの手順」のナビに従って手を動かすだけで、まったく初めてでも着物が着られちゃうんですよ。


ちなみに、
一般的なお太鼓結びの方法は こんなふうにするんだよ、ってやってみせたら
「それは ムリ」って。


そうなんですよ、
ほんとうに カンタンに お太鼓結びができちゃうんですよ。


むかし着付けを習ったことがあるけど、
お太鼓結びが苦手だった、って方にも
ぜひ知ってもらいたい、
「目からウロコ」の着付けなんです。

この「手順」の素晴らしさに 改めて感動‼

もっときちんと伝えていかないと、って あらためて実感いたしました。



そして、今回娘に着物の着付けを教えてみて
生徒さんからではない生の声のフィードバックが もらえました。


私にとっては もう当たり前になっていることが、
着付けの初心者さんにとってはなるほど そういうことも知らなくて当然だよねと気づかせてもらえるので、ありがたい。




ところで、
今回は特別に一度に一通り 着物から帯までの着付けを教えましたが、

通常のレッスンでは、
そのようなやり方では教えていません。


なぜか、
それは「人は忘れる生き物だから」です


1から10までの通しのレッスンを何回もやったところで、
覚えられません。
絶対に 忘れてしまいます。



初級レッスンは全9回。

今日はこれだけ、

次回は前回の復習+少しの新しいこと、

その次は それまでの復習+次の新しいこと…
と、
少しずつ少しずつ
出来ることを増やしながら、

次の一歩を進んでいきます。


砂でお城を作ろうとするときに、

一気に形を作っても すぐに崩れちゃうように、

少しずつ土台を固めながら完成を目指します。



今の世の中で、着物を着られないからといって
困ることは何一つないでしょうけど、

着物を着られることで得られるものは、きっとあるはず。




「いつか着物が着られたら…」
そんなふうに思っている方へ

着物を着て、
どんなことがしてみたいですか。



着物で お出掛け、
着物で ランチ。


夢を夢のままで終わらさないで。

その気になれば、着付けなんてカンタン。

この春こそ
一歩をふみだしてみませんか。










着物をもっと気軽に身近に……♪
着物を楽しむお手伝いをいたします。
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