あたし、ちゃんと国内旅行しないままで海外に来てしまった。
ぽつぽつと転々と・・・はあるが、網羅してない。
母国を知らずして、海外を知るなんて、お門違いなことだと私は思っているのだが、海外に来て、より痛感した。
日本に旅行しようとする外国人に聞かれて度々言葉を濁してしまうことがある。あいまいなことを教えてしまったいいのだろうか。ちゃんと見て、食べて、歩いたところなら胸をはって紹介できるのだが。
一方、私は極端で、世界中を旅したい願望はあるのだが、それでも行きたい国、全く興味が沸かない国と分かれるという偏った趣向を持っている。
ま、それは時期に合わせて変わってくる。若いころはアクティブにアジア放浪、歳を取ったらのんびりリゾート、古跡を巡る旅・・・。
ともすれば、今頭に浮かぶのは、国内グルメの旅。博多でとんこつを堪能し、名古屋で味噌まみれになる。そして沖縄で豚を脂身ごとたらふく食べて長寿を目指し、
日本海で荒波に揉まれながら海の幸をほうばる。日本は誰がなんといおうと食の宝庫なのだ。日本の料理は街角の定食屋さんでも洗練されている。そして、多くの人が美食家と呼ばれてもおかしくない。美味しい食べ物の為なら糸目を掛けない人も多い。
私は食べないと、普通に元気がなく、動けなくなる単純な体の構造を持っている。
普通に体の中でブドウ糖がエネルギーに変わっていることを実感してしまう体。
だからおいしいものを食べると体も喜ぶ。私の脳内でもアドレナリン流出。
満足したら眠くなる。ゆっくり食べるよりさっさと食べて、ソファに寝転がる。シェフ泣かせ、食材泣かせのスタイル。
食は私を躍動的にさせる。美味しい食べ物を見れば、興奮し、目がキラキラしてしまう。
食への追求に関する話なら(かっこよくいくとそうだが、ただの食いしん坊談義)友達と何時間でも話せる。
話がそれてしまったが、風景と食の旅、絶景とその土地のとびきりの特産物。これこそ、醍醐味。醍醐味。醍醐味。3回も繰り返してしまう。
食が与えてくれる幸福に浸りたい。
よく考えると贅沢な話だ。