星座と天体で知る年齢域
年齢域とは
占星術では各年齢に年齢域というものがあります。
生まれた時から生涯を閉じるまでの間、
太陽系の天体（惑星）が年齢の期間に対応しており、
どのサインにあるかで
さらに読んでいくこともできます。
それぞれの天体は、
年齢域で最大の影響を与えるともいわれています。
天体と年齢域の一覧表
月…0～7歳…人格の基礎、感受性
水星…8～15歳…知性、コミュニケーション
金星…16～20歳半…対人関係、恋愛
太陽…20歳半～30歳半…人生の目的、人生に影響する事柄
火星…30歳半～40歳半…目的に向かう行動力、勇気
木星…40歳半～50半…発展、寛容さ
土星…50歳半～70歳…人生の具体化
天王星…70歳～80歳半…理想の達成
海王星…80歳半～…神秘性、やり残したことへの取り組み
冥王星…100歳以降…極限の世界
天体を人格化して各年齢域で占う方法や
ハウスとからめて占う方法などもありますが、
ここでは、星座と年齢域での傾向を
見ていく方法としてお伝えいたします。
それでは、次項目から各年齢域の意味を
詳しくお伝えいたします。
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天体の年齢域の意味と星座
月の年齢域と星座
月は感受性を意味しています。
生まれたときから小学校に上る前の
人生の土台作りの時代に
月の意味は強く発揮されます。
月星座と組み合わせることにより
それぞれの年齢域で
どのような傾向があるかがわかります。
たとえば月星座が牡羊座であれば、
小さいながらも自己主張をして
感受性を磨くことにより、
人生の基礎を作っていく、
といった年齢域での傾向を占う事ができます。
水星の年齢域と星座
水星は知性、コミュニケーションを意味しています。
年齢域では小中学生の時代ですから、
家族以外の人たちと交流する機会が増えるため、
コミュニケーションが特に重要な時といえるでしょう。
また、小学校になれば、
生きることに必要な学びも重要になってきますから、
知性の面の発達も大切です。
この時期、知性とコミュニケーションは
密接に関係していますので、
水星の星座が何かによって
好奇心の方向性や
コミュニケーションの傾向などがわかります。
たとえば水星星座が牡牛座であれば、
好きなお友達と長く付き合おうとしますし、
好きな科目はコツコツと取り組んで
いくタイプだといえるでしょう。
金星の年齢域と星座
金星は対人関係、恋愛を意味する天体です。
年齢域では、高校から社会人になって
早い段階の時代になります。
小中学校の学びで広がった視野を
今度は深掘りしたいと考えていく頃だといえるでしょう。
さらに自身の好き嫌いが明確になっていき、
好きな人たちとの人間関係を深め、
この頃、初めて恋を経験した人も
多いのではないでしょうか。
たとえば金星星座が双子座であれば
知的好奇心旺盛の人たちとの交流を楽しみそうですし、
コミュニケーションによって
その好奇心が満たされることもあるでしょう。
彼氏や彼女も一人に絞らず、
好奇心を満たすことに重点を置く可能性も
あるかもしれません。
太陽の年齢域と星座
太陽は人生の目的を意味する天体です。
人生に影響することもこの時代に起こるかもしれませんし、
真の自分に目覚めだす頃でもあるでしょう。
年齢域では、社会人になってキャリアを積み、
少しずつ社会での自身をつけていく時期です。
この時期に結婚や出産を経験する人も多いでしょう。
その結果、人生を自分だけのものではなくなる感覚に目覚めたり、
人生の目標は自分のキャリアアップだけではないことに気づいたり、
人生の真の目的を考えだすこともあるかもしれません。
例えば太陽星座が蟹座であれば、
家族が人生の重大なキーワードと
なってくるかもしれません。
家族をつくることを考え
家族になった人へ愛を注ぎ
家族の幸せを第一に考え行動する。
自分のためにしていた仕事も
家族のためにするものと
考えがシフトしていくかもしれません。
そんなイメージができます。
火星の年齢域と星座
火星は行動力や勇気を意味しています。
目的に向かうための具体的な行動や
一歩を踏み出す勇気を発揮できる時代です。
太陽で人生の目的に目覚めたなら
目的に向かって行動するのがこの時期といえます。
子育てに奮闘している人もいるでしょう。
仕事でキャリアップを目指したり、
目指すべき天職に向かい
歩き出す人もいるかもしれません。
たとえば火星星座が獅子座なら、
人生の目的に向かう際に、
自分を表現する能力を磨く必要に
目覚めるかもしれません。
ときには演出することも必要だと感じたなら
堂々と自分を発揮していこうと考えるかもしれませんし、
自分の中に眠っていたクリエイターな能力を
発揮する人もいるでしょう。
木星の年齢域と星座
木星は発展、寛容さを意味しています。
精力的に動いてきた火星の時代とは異なり、
競争から離れて精神的な成長に
意識が向きはじめるときといえます。
多くの価値観を受け入れられるのもこの時代。
今まで関心のなかった分野の学びにも
興味を持ち始めるかもしれません。
それが人生に広がりをもたらしたり
自分の真の才能に目覚め、
心の広がりを感じる人もいるでしょう。
たとえば木星星座が乙女座なら、
自分が率先して決まりを守り、
でも他者には寛大になれたり、
他者が決まりを守れるような
サポートをしてあげたり…。
実はそれが自身の人生を彩るきっかけに
なることもあるかもしれません。
さらに栄養に関する学びに取り組むことで
周囲に喜んでもらえることを
知ることもあるでしょう。
土星の年齢域と星座
土星は人生の学びを意味し、
それに取り組むことで
具体化が期待できます。
人生の目的や使命に沿った人生を
歩んでいるかどうか、
審判がくだされるときともいえます。
きちんと人生に向き合い、
コツコツと学び続けていた人には
喜びを感じられることでしょう。
なんとなく生きてきた人には
あなたの人生は本当にそれでいいのかと、
試練となって人生に立ちはだかることも
ありそうです。
たとえば土星星座が天秤座なら、
人生の目的に沿った人生の学びを具体化する時に
人間関係が重要な意味を持つといえます。
人とのコミュニケーションの中から
今まで積み重ねてきた事柄を
具体化していくための情報や方法を
手に入れることもあるでしょう。
そして自分は個人ではなく
大勢の中のひとりとして、
人と人とをつないでいく人も
いるかも知れません。
天王星の年齢域と星座
天王星は変革や理想を意味しており、
その理想の達成に取り組む時期といえます。
土星で思い描いた人生を達成し、
会社などからはなれ、
本来の自分に戻った時に
真の理想とは何かに気付く必要生や
新たな価値観に気づく時期でもあります。
たとえば天王星が蠍座なら、
仕事などでは全く別の価値観で
生きてきたとしても、
人と人との心の深いところでのつながりこそ
自身にとっての理想であることに
気がつくかもしれません。
海王星の年齢域と星座は
海王星は神秘性や、
やり残したことへの取り組みを意味しています。
天王星で本来の価値観や理想に気が付き、
それに取り組む時期といってもいいでしょう。
残された人生を振り返り、
やり残したことや
最後に真の理想に向かって
取り組むことになるかもしれません。
チャレンジできなかったことや
自分の力を発揮できなかったことに
取り組むことになるでしょう。
そして、すべてを水に流し、
この世に悔いが残らないように
取り組むこともあるかもしれません。
また、やり残したことへの思いが少なければ
神秘的な分野に人生やこの世の真実を
見出すこともあるでしょう。
たとえば海王星が射手座なら
異文化や海外に関することで
自身最後の取り組みを
していくこともあるでしょう。
学び続けることに
真の幸せを感じる人も
いるかも知れません。
宗教や哲学的な分野が
今までの人生の浄化を
促すことも考えられます。
冥王星の年齢域と星座
冥王星は極限の世界を意味します。
消滅と再生、死後の世界なども
冥王星意味することです。
海王星までで人生のサイクルは終了し、
ここからは一人の人間から
魂の世界に戻るための
時間といえるかもしれません。
集合無意識に戻る時
ともいえるでしょう。
この世の死が魂の死ではなく、
魂の人生はまたここから始まることを
冥王星は教えてくれています。
この世を卒業することは、
私達にとって極限の世界です。
その瞬間、
私たちは自分の人生の真の意味に
気がつくのかもしれませんね。
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※各天体の配置されている星座は、ホロスコープで確認できます。
最後までお読みくださり、ありがとうございました♡
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