ホロスコープの星で重要度は違う？
ホロスコープで使う星には良い天体と悪い天体がある!？
西洋占星術のホロスコープでは、
基本の「10天体」とよばれる星があります。
それは太陽系の天体（惑星）で、
太陽・月・水星・金星・火星・木星・土星・天王星・海王星・冥王星
の10の天体です。
この10天体は、
ベネフィック（吉星）と
マレフィック（凶星）に分けられますが、
その分け方が占い師によって異なります。
様々な意見をまとめてみると下記のようになります。
☉ 太陽
→ベネフィック（準ベネフィックとも）
☽ 月
→ベネフィック（準ベネフィック、マレフィックとも）
☿ 水星
→準ベネフィック 又は、どちらにも属さない
♀ 金星
→ベネフィック
♂ 火星
→マレフィック
♃ 木星
→ベネフィック
♄ 土星
→マレフィック
♅ 天王星
→マレフィック
♆ 海王星
→マレフィック
♇ 冥王星
→マレフィック
はっきりと分けららない太陽と月と水星
太陽はベネフィックですが、
良し悪しではなく、
自身を表したりするので
準ベネフィックにする方もいるようです。
複雑なのが「月」で、
基本的にはベネフィックですが、
太陽と同じような理由で、
自身のプライベートや感情を表すので、
準ベネフィックにする方も。
しかし、マレフィック的要素があることから
マレフィックに分類するという占い師の方が
いることも確かです。
※月は人気運を表しますが、
少しネガティブな意味をとったり、
幻想といった目に見えないものを
表すこともあります。
最後に水星ですが、
知性をどう使うかということになります。
他の天体とのかかわり合いによって、
良い方にも悪い方にも働いてしまうため
どっちにも入らないということです。
本当にホロスコープに重要な星とそうでない星があるのか？
どの天体も大切ですが、
重要度の高い星は確かに存在すると思います。
幸運の星といわれる木星や、
試練の星といわれる土星は
注目すべきですし、
恋や楽しみ、金運などに重要な意味を持つ金星、
人生の目的や自分自身を表す太陽なども
外すことはできないでしょう。
反面、（天王星や海王星、冥王星）などは、
動きが遅い天体ですから、
時代的なことを表すことも多いため、
個人としては太陽などと比べれば
重要度は低いといえそうです。
ただ、天体の重要度は、人によって様々です。
星の影響は個人差があるので、
自分にとっての影響度が高い星が
なにかを探っていくと、
より人生に役立てることができるかもしれません。
また、アスペクト（天体感の角度）やハウス、
天体の入るサイン（星座）によっても
天体の働きや、天体の意味
サインとの相性などがあり、
天体の意味が異なってくるため
それも重要度に関わってきそうです。
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