大学を卒業して「好きな着物でどこまで出来るのかやってみたい」と熊谷きものこすぎに阿部が入社して1年が経ちました。毎日着物を着ることから始まり、着物の知識習得やお客様の応対など仕事としての着物の関わりを続けて阿部の中でも変わったものも多かったと思います。
好きなことを仕事にしてはいけない
確かにそうかもしれません。仕事は仕事と割りきって、好きなことは趣味として時々楽しむ程度にする生き方が賢いかもしれません。ただ何となく最近思うのです。これからは
好きでなければ仕事にならない
のかもしれないと。好きだからこそ続けたい。続けるには誰にどんな形で自分のスキルを使って喜ばせられるのかを考える。寝ても覚めても考え続ける、その情熱の火種が「好き」という思いから生まれてくると。
沢山のお客様の支えがあって阿部は1年着物屋でいることが出来ました。それはお客様に「好きなことを仕事に出来た、幸せな時間を1年間も与えていただいた」という意味でもあります。与えてもらったものはお返しする。その為の阿部の1年がまたスタートします。
着物屋2年目、まだまだ未熟で至らない点もあるかと思いますがどうぞ引続きのご指導ご支援を宜しくお願い申し上げます。