能登な日々 | 喫茶きむ

どもどもキムです。


能登半島に来ています。


ボランティアに。


来てしばらくは避難所に必要な物資を届けたり、

お風呂作りのお手伝いをしたりしてました。


多くの人が口を揃えて言うのが、能登の人たちは元々奥ゆかしいし我慢強い。

古き良き日本人のような人たち。


なさそうに見えて地域性って本当にあるなって思う。


今回は空き巣が出たり、詐欺まがいな人が頻発したみたいで、

現地の人たちの警戒心がとても強い。


そんな中、TEAM JAPAのメンバーと一緒に

大きな壺を持って行って、壺で焼き芋を避難所で焼いてみなさんに配ったことがあった。


その時ね、思った以上に喜んでもらえた上に、たくさんの人が色んな話をしてくれた。


これだー!!と思って、そっこーで大きな焼き芋機をゲットしてしまいました🎵




物資もだいぶ行き届いてきて、今一番やったらいいなと思うのは炊き出し。


避難所によってはいつもお決まりの冷たいものばかりしか食べていないところもたくさんある。


かといって1人で炊き出しは出来ない。


その点焼き芋なら1人でも出来るし、温かい食べ物をお届けできる🎵


自分の服を買う時は中古で5000円でもドキドキするけど、

こういう買い物は躊躇なく出来ちゃう(笑)


軽の箱バンで長野から高松まで取りに行ってまいりました。


おいし〜〜芋を届けるぜ〜!!!!と意気揚々と再び能登にやってきました。



しかも今回は強力な味方をゲット。


20年以上の知り合いの泉さん



20年以上前の若い時から芋っぽいおじさん。

今も変わらず芋っぽいおじさん。


そんなおじさんがなぜか10年くらい前にクレープ屋さんを始めた。


似合わね〜〜って思っていたけど、なんだかんだで続いている。


そんな泉さんをふと思い出し、能登に来てくれない?もちろん全部自バラで🎵ってお願いしたら

まさかのOK!!!


クレープ屋さんを引っ張って能登まできてくれちゃいました。



これがまさかのスマッシュヒット!!


お昼にオープンして夜までず〜〜〜〜〜と行列!




泉おじさん、全く休みも食べ物も取らずひたすらクレープを焼き続けてくれました。


クレープがあるならコーヒーもいるよねって事で子どもたちがコーヒーを挽いてくれてます🎵


結局片付けが終わったのはみんなが寝静まった22時。

そこから泉さんは長野に帰って行きました。


(右は息子の風太)


もちろんたくさんの人に喜んでもらえたんだけど、

きっと一番良かったのは泉さんだと思います。


人生でこんなに多くの人に、こんなにも喜んでもらえる事ってなかなかない。


泉さんも

「こんなに疲れるとは思わなかったけど、

 本当に来て良かった。来て良かった」

と何度も何度も言ってくれました。


ってことで一緒にボランティアしたい人、

待ってます🎵