ずぶ濡れの靴の手入れも基本は同じ
雨の日は良い靴は避けたいところだが
逆に、ずぶ濡れ後に風合いが出ると言う
話も聞いたことがある。
でもなかなか勇気が出ない。
そんな時はスエードの靴がお勧め
理由はシミになりにくいし
乾いた後のブラッシングで
殆ど元通りになるからです。
同じように良い靴の革は
雨くらいでは関係なく履ける。
問題は手入れ、
手入れをしっかり行うことが大切で
濡れたままの放置だけは避けたい。
濡れた後の手入れは
まず靴ひもを外し
Tシャツで覆うようにして拭く。
砂などで傷がつかないように
叩くように拭くのがコツ。
それから新聞紙を靴の中に
隙間がないように突っ込む。
靴をパンパンの状態にして
踵の部分を上げて陰干しする。
乾燥中2~3回、中の詰め物を変えれば
十分、完全に乾いた後は多少多めの
クリームを塗り込める。
スピューと言う白い粉が出ても
問題はなく、またクリームを
塗れば粉はそのうち止まる。
靴の手入れは何より継続が大切で
すべて自分で行う。
自分ではどうしようも出来ない
踵の修理、張替は大手の靴屋か
靴修理専門店に持ち込む。
駅の構内にあるような
簡易的な修理屋は手入れという点では
避けるべきだと思う。
修理はしっかりとしたノウハウを持った
靴屋で行うことは基本だと思う。