外見は無言のメッセージ 外見力UPコーチ木村公一です
日本の伝統芸能「能」約600年間変わることなく今に伝わる、能の表現方法は完成された芸術。
この能で欠かせないのが「能面」
能面の表情は、「中間表現」、喜怒哀楽を形容しがたい表情なんです。
感情を表わさない能面に、表情を与えるのは、能楽師の姿、技で実際、能楽堂で見ているとその表情の豊かさに驚く。
能面の感情表現でよく言われるのが、「テル」と「クモル」
顔を少し上に向けることを「テラス」といい、笑っているようにも見えるのです。
逆に顔をやや伏せることを「クモラス」といい、泣いているように見えます。
基本的には、能面の動きは単純で、ほんの僅かな動きで感情の機微を表します。
私が能を習っているときに先生から「動きすぎるな」という事をいつも注意された。
自分が動くとは、相手に対して説明をしている行為で、説明をするんじゃなく相手に想像させ、全てをゆだねることが大切だと教わった。
能面のようにほんの少しの顎の角度で、相手に伝わる印象が、明るくなったり、暗くなったりする。
しかも自分の意志とは関係なく。
外見は無言メッセージ、自分の姿勢が相手がどんなことを想像させていると思いますか?
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