見た目は無言のメッセージ、外見力UPコーチ木村公一です。
着るものはその人、その国、思想、歴史がすべて盛り込まれている。
自由の国アメリカ、カジュアルが似合う国民アメリカのスーツにもそれは現れる。
アメリカのスーツは、自由、カジュアルな国民性がそのままスーツにも表れている。
自由を好み、英国スタイルの窮屈さを嫌うアメリカ人は、動きやすさと機能性を追求した。
「サックコート」「大きな袋」のようなスーツで肩を張らずに、ウエストもそのまま絞らず
ズボンも太めのスタイルでカジュアルでナチュラルなスタイル。
何よりも着心地を最優先させた。
そして、アメリカ社会「大量消費」のため「誰でも合うサイズ感」が大量に生産され、消費された。
アメリカの経済スタイルがそのままスーツに現れる。
そして、ボタンダウンはアメリカ人が作り上げたもので、スポーツテイストが強いシャツ。本来はスーツスタイルには似合わない。
スーツにボタンダウンが許されるのはアメリカ人だけ。
と、そこまで窮屈に考える必要もないが、スーツにボタンダウンはドレスダウンであることも知っていて損はしないと思う。