演劇の世界では「華のある人」という言葉をよく使いますが、なんとなくわかりますよね。
でも、華のある人の「華」とはどういうものかと聞かれてもうまく答えらえない。
華の定義がないから。
容姿端麗、演技もうまい、性格もいいのに主役にはなれない人がいる。
容姿はそれほどでもない、演技もそこそこで、人間性も?と言う人でも魅力があり主役を張れる人は案外多いように思います。
そこに「華」が大きく関係してくる。
なんとなくこの人が主役だな。というなんとなくも「華」が決め手になる。
「華」とは、雰囲気、オーラ、リズム感、育ちの良さ悪さ、声、頭の良さ悪さ、センス、どれも当てはまって、当てはまらない。
世阿弥は「華」を 面白さ、珍しさであり、能でよく登場する狂女は、珍しく、面白く、美しいものであるという。
「華」は女性に当てはまることが多く、男性の場合はまた少し違って、いい男優は「引き出しが多い」「押し出しがきく」という言い方をする場合がある。
男は外見より中身で勝負と言うところだろう。
いずれにしても、自然に、自ずから自分らしさが発揮できる環境にいる時、人は「華」を感じさせ、それまでの経験の「引き出し」が表現されるのだろう。
大切なのは、その場所が自分に合っているのか?自分を生かす場所か?
自分に合う場所で自分の能力を発揮できた人が成功者、天職に巡り合い「華」を感じさせる。
この人は、ここしかないという場所で才能を発揮している!
坂田としおさん。もう、見ているだけで笑える。
これは本当に凄いこと!最高!
ある意味「華」のある大成功者!
![$『外見力』で勝負に勝つ モデル木村公一ブログ](https://stat.ameba.jp/user_images/20130523/10/kimkim888/10/07/j/t02200165_0800060012549123566.jpg?caw=800)