サムライ日本人の立ち方、歩き方の基本は「運びと構え」 | 恋愛も仕事も外見を変えて成就させる。

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「たかが外見・されど外見」見た目で損をするのは馬鹿らしい。
度胸の女服・色気の男服、メンズモデル木村公一ブログ

出会いの外見力UP!コーチ木村公一です。

先日、ある方からメンズウォーキングと姿勢のコーチングの依頼を受けた。

彼には本当に綺麗な彼女がいて、その彼女と今年の夏に実家のご両親に結婚の挨拶に行くために根本的な姿勢を見てほしいとのことでした。

もちろんお引き受けして来週から個人レッスンが始まります。

まず歩き方が良くないといつも彼女に指摘を受けているらしく、さっそく見せていただいた。

確かに、腰が抜けている。骨盤の位置がずれていてちゃんと立てていない。

原因は地面の踏み込みにある。

地面に足がついていない、土台が決まらないものはすべてアンバランス、弱々しい印象を受ける。

歩き方、立ち方で最も直線的で美しいと感じるのは、日本伝統芸能「能」の「構えと運び」です。

日本の芸能では「腰を入れる」という言葉をよく使われますが、腰を入れるとは重心を下げると言う事だけではなく、重心を下げながら、状態を起こす、ヒップアップするという体の使い方です。

能衣装はものによると相当の重量のものがあり、面から見えるのはほんの小さな穴からの点のようなもので、この体の使い方が出来ていないと舞台上を移動することはできない。

よく天から引っ張っているように歩きなさい、立ちなさいと言われるが、同時に地からも引っ張られていなければ体の中心は決まらない。

「アクセルを踏みながらブレーキを踏む」状態を体の中に作れるかどうかで大切です。

前後左右から無限に引っ張られている中に、拮抗して立っている存在感。

素晴らしい表現者みんな自立して立っていて、内にエレルギーが充満している。

ただ立っているだけではなく、アクセルを踏めば猛スピードで走りだしそうな感覚に、ブレーキを踏んで止まっている状態。

コマが目いっぱい回っている時は、静止しているように見える状態に似ていますね。

ただ止まっているだけではなく緊張感と言うテンションが充満していることがその人間の存在感を決める。

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これは和歌山で舞った時の舞台ですが、この後先生に受けたアドバイスは「動きすぎ」「やろうとしすぎ」と言うものだった。

説明はしない。忠実に舞う事だけを考えて後は観客にすべてを渡しイメージしてもらう。

想いを持ってそこにいる、余計なことは考えない。

スケベな私は何か自分らしさを表現したくて、舞うがそれは「想いで」はなく「考え」に過ぎない。

本当の自分らしい個性とは忠実に物事を受け入れ、自分を消し去り、とことん消し去っても、それでもそれでも出てきてしまうものが本当の個性だろう。

芸能に限らず全て同じだ、守破離や素直もそう言う事だろう。

学ぶは真似る、TTP=徹底的にパくる。能は600年以上前の芸能、原理原則は時間や時代を超えて変わらない普遍的なものだね。

とうとうたらり、たらりら~