アンニョンハセヨ、キムチ王子です。
夏生まれのキムチ王子は夏が一番好きです。
高校生までは、夏になるといつも海か川で遊んでました。
悪いこともしましたが、思い出の多い季節が夏です。
食べ物に関する記憶は、とうもろこしと完熟のトマトを砂糖をたっぷりまぶして冷やしたもの、ところてん入りコングッス、オイネンクッ(胡瓜の冷スープ)等々です。
それから父の大好物のタッカンマリとチャンチグッスも良く登場しました。
特にチャンチグッスは、夏場になると週2~3回は食卓に上る父の大好物メニューでしたが、僕は好きじゃなかったです。
夏が嫌いになるくらいグッスは食べたくなかったです。
しかし、年を取るにつれ、グッスが食べたくなる時が時々あります。
今年の夏になってからは週2回くらいはグッスを食べている自分に驚いています。

また自分の家の話になってしまいましたが、本題に入りましてチャンチグッスが何かと言いますと・・・
チャンチはお祝いの意味で、グッスは素麺の意味です。
グッス:元々グッスと言えば蕎麦粉で作ったものと辛めのソースをからめて食べるビビン麺まで示す言葉でしたが、今は一般的に小麦粉で作るチャンチグッスの事を言います。グッスのように長い間幸せに過ごせるようにと言う願いが込められていて、お誕生日(主に還暦、古希、傘寿など)と結婚式の場で昔から出されました。
また「いつグッス食べさせてくれるの?」と言う言葉がありまして「いつ結婚するの?」と意味で使われています。
30歳を過ぎると耳が痛いほど聞く言葉です^・^
チャンチグッスの出汁は、煮干の出汁が一番ポピュラーで、肉出汁、アサリの出汁を使う場合もあります。
具はキムチにズッキーニ、海苔、錦糸玉子等です。
「Korean Noodle オール集合」の次回は、本場の煮干しの出汁の取り方とチャンチグッスに欠かせないタレの作り方を紹介します。
お楽しみに!
それでは、今日もおいしい一日を

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27歳コックの小さな夢
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