アンニョンハセヨ、韓国料理家キムチ王子です。
故郷を離れていると一番懐かしいのが母の手料理ではないかと思いますが、
子供の時は嫌いだったものが恋しくなったり、無性に食べたくなる時がありますね。
田舎だったこともありますが、お肉がダメだった父の影響で、キムチ王子家の食卓はいつもシンプルでした。
お肉はなく、魚とキムチ、漬物が主役の食卓でした。
それが子供の時は好きじゃなかったですね。
しかしお家じゃないと食べれないものがありました。
それも夏場しか食べれない「季節限定!」のもので、十数年は食べてないものです。
今回、もしかしたら食べれるかなあ!と内心期待をしていました。
二日目の朝、それが食卓に載っていました。

久し振りの実家の食卓に正直驚きました。
お肉系は全くなく、キムチと漬物が数種類だけでした。

スープは実家では普通の白身魚のわかめスープでした。

ヨルム(大根菜)水キムチもありました。

兄が大好きなゴマの葉キムチももちろんありました。

そして、そしてキムチ王子が大好きなそのキムチもありました。
食べたくて、食べたくて、夢に出てくるくらい好きなものが・・・

何かお分かりでしょうか?
これは豆の葉のキムチです。
豆の葉を水キムチのように作って、サムッパのようにご飯をのせて、イワシのエキスのタレを掛けて、包んで食べます。
これがキムチ王子の大好物で、とても食べたかったものです。
地元の市場では売られていますが、他ではなかなか見られないものです。
十数年ぶりに味わう懐かしい母の味・・・幸せでした。
感動でした!
高価なお肉でもなく、贅沢な材料を使ったわけでもないですが、
自分にとってはこれ上にない贅沢なご馳走で、帰ってきてよかったと思いました。
続きます。
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釜山でキムチ王子

「キムチ王子の美味しい韓国!」