世界に向かって母の愛を叫ぶ―“日本のヘレン・ケラー”感動の実話/森山 操
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久しぶりにブックレビューです。先日両親に森山先生のVTRを送ったので、この本を図書館から借りて、全部読むのは今回が初めてでした。
3歳の時に父親を戦争で亡くし、小学2年生の時に母親は子供を捨てて出ていき、そして極めて貧しい生活、挙句の果てには余命3カ月と言われる大病を患い苦しい思いをしながら越えてきたことなどが描かれています。
そんな中でも素晴らしい出会いによって、人生が変わりそこから人間の暖かさや出会いの大切さなどを実感してきた自叙伝的な内容になっています。
読まれたかたもいると思いますが、乾いた心を潤わせてくれる良書です。
人は自分で生きているのではなくて、ああ人は生かされているのだということ思わされます。30分程であっという間に完読しました。
思いやりの心や一つ一つの言葉の大切さなどを実感させられました。
印象に残る箇所は沢山ありましたが、今日は簡単に若干趣旨からはそれますが、「心情美人」という言葉だけ上げておきます。
外面だけの美しさは人を惑わし、不幸をもたらすことさえあります。でも、心の美しい「心情美人」は幸福を約束してくれます。
また、外面の美しさは老化とともに衰えていきますが、心情美人は年を取るにしたがい、ますます心が美しくなり輝いてみえます。(同書P99)
美しい心、生きた心が大切ですね。心情美人、心情美男を目指していきたいですね。
ちなみにオアシス運動ご存知ですか?
朝起きたら自分から、おはようございます
いつでも、ありがとうございます
人のために、しんせつに
間違ったら、すみません
この4つの言葉の頭文字でオアシスです。森山先生が提唱者だと聞いて初耳でした。これも魔法の言葉ですね。

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