10年ほど前に見ましたが、今回改めて見ましたが、とても感動的でした。
お話は単純です。近江商人の家に生まれた主人公の近藤大作が、小学校を卒業した時に、風呂敷に包まれたプレゼントをもらう。それが何と、お鍋のフタだったのです。
後継ぎになるための修行として、次の日から毎日毎日ナベブタを売り歩くというお話です。
これが、大作の人生を大きく変える体験となるというお話です。
ところがどっこい来る日も来る日もナベブタは売れず、あの手この手、親の知り合い、あらゆる人に売ろうとしますが、全然上手くいかない。何カ月たっても全く売れず、苦難の連続。
ある日農家の井戸の洗い場にある鍋のふたをみて、このふたを壊して捨てれば買ってくれるのではないか、という思いもよぎるが、その時に大作は鍋ぶたが愛おしく思え、鍋を洗いはじめます。
その時に奇跡的が出来事が起こるという内容です。売れば分かるとった父の言葉が初めて理解できる瞬間です。主人公に感情移入してしまい、一緒に涙してしまいました。主人公以上に泣いていたかもしれません。(笑)
その背後では母が夜通し祈り、父も何カ月も茶断ちをしていた。そして、最初は生意気で傲慢だった大作を育てたのが、周りの人たちが温かく見つめ、時には愛を込めて叱咤する姿でした。
これは、商いの道、信仰の道、全てに通ずる内容だと感じました。主人公は自分のために売りたいという動機でしたが、相手を如何に喜ばせるかということを考えた時から変わっていきます。それが、鍋を愛おしく思うという形に表現され、その姿を見た人が心打たれていくのです。
そして、一度に沢山の人が集まってきて、まさに神体験、霊界協助、という内容でした。
それと共に、主人公一人が育つことがどれ程周りの人にとって大きいことであり、一人の為に皆が親の立場にたって見つめていく姿に感動し、私たちも神様や周りの兄弟姉妹からこのように見つめられているのかな、と思わされる内容でした。
心が折れそうな方、神の愛が実感できない方、営業が上手くいかない方、伝道ができない方、どなたが見ても与えれる内容はあると思いますので、ぜひ一度ご覧になってみてください。
応援感謝です。
にほんブログ村
One family under God!