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あなたを美腸内フローラで若返らせる!NRサプリメントアドバイザー&看護師 胃腸良子です。
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先日、小児科の医師がなげいていました。
「最近、子どもの栄養失調が増えているんだよね。
この間も母親につれて来られた6歳の子どもの様子がおかしくて・・・
皮膚に弾力がなくてふにゃふにゃしているんだ。
ビタミンB不足だなと思って腱反射を調べたらやっぱり反応なし。
母親に普段なにを食べているのか?とたずねたところ、
ご飯とポテトしか食べてくれないけど野菜ジュースを飲ませているから栄養は摂れているって言うんだよ。
危機感が全く無いんだよね。」
私も白いごはんとポテトしか食べないという子どもを3人知っています。
どの子もとても小さく体力がありません。
一緒に食事をした時も本当にポテトと白いご飯しか食べないのです。
「大丈夫か?」
そうハラハラしているのは私だけで、本人も親もあまり気にしていないようでした。
成長期の栄養はとても大切です。
骨や筋肉はこの時期に作られますから。
子どもの偏食は神経質になる必要はありませんが放置してはいけません。
「食べなくても食卓に並べる」
コレを実践して1日1個食べられる食材を増やしていきましょう。
「うちの子、○○は食べないから・・・」
母親の思い込みが偏食を増長させることがあります。
本日は・・・子どもの偏食によるビタミンB不足をまとめてみましょう。
ポテトと白いご飯しか食べない子ども達「新型栄養失調を放置するとどうなる?」ビタミンB不足と成長
![image](https://stat.ameba.jp/user_images/20231031/15/kimiyo4474/da/14/j/o1080108015358188584.jpg?caw=800)
偏食によって欠乏するビタミン
野菜や肉、魚を食べない子ども達が増加していますが、
ジャンクフードや糖質ばかりの食事を摂っているとどんな栄養が不足してしまうのでしょうか?
ビタミンB群、銅やセレンなどミネラル、ビタミンDなどが不足すると共に、
リンや亜鉛、脂肪などが過剰摂取となります。
この不足する栄養素の中でも特に注目したいのがビタミンB群。
ビタミンB群は、人間が生きるためのエネルギーを作るのに欠かせない栄養素です。
ビタミンBは数種類ありますが、どれかひとつだけでは効果を発揮しにくく
お互いが助けあいながら働いています。
ビタミンB群の働きと欠乏症
ここで主なビタミンB群の働きと欠乏症をあげてみましょう。
■ビタミンB1欠乏症(脚気)
ビタミンB1は、肝臓、心臓、筋肉などにひろく分布して、
糖質の代謝や神経系のはたらきを円滑にする作用をもつビタミンです。
B1欠乏症は脚気(かっけ)といわれて古くからよく知られた病気です。
からだがだるい、手足のしびれ、下肢のむくみや知覚低下などの症状が出ます。
ひどくなると足を動かす力がなくなり歩行も困難となります。
診察で膝蓋腱(しつがいけん)反射(ひざをハンマーでたたくと足がはね上がる現象)が出なくなるのが特徴です。
心筋がおかされると動悸(どうき)や息切れで、心不全も起こします。
ビタミンB1の1日必要量は1mgです。軽症のB1欠乏には1日5~10mg、重症では10~50mgを内服します。
■ビタミンB2欠乏症
ビタミンB2は、生体の酸化・還元に関与する酵素の補酵素としてはたらきます。
B2単独欠乏はまれです。症状は口角炎や舌炎、結膜炎などです。
所要量は1日1.5mgです。欠乏症では1日5~10mgを内服します。
同時にビタミンB1やB6、ニコチン酸なども投与するといっそう効果的です。
■ビタミンB6欠乏症
ビタミンB6は、種々のアミノ酸代謝に関与する酵素のはたらきを助ける作用をもっています。
欠乏症は主として消耗性疾患や妊婦、授乳婦にみられます。皮膚症状として末梢神経炎、貧血もみられます。
1日の必要量は2~3mgです。欠乏時には10~100mg内服が必要です。
■ビタミンB12欠乏症(悪性貧血)
ビタミンB12は、酸素とともに核酸代謝に重要なはたらきをしています。
特徴的な症状は悪性貧血ですが、胃切除後に起こしやすくなります。
また、末梢神経炎や脊髄(せきずい)の障害を起こして歩行困難になる場合もあります。
成人の1日必要量は3μgです。欠乏時には1日1500μgを3回に分けて内服します。
■ニコチン酸欠乏症(ペラグラ)
ニコチン酸はB1、B2とともに糖代謝に関与します。
ニコチン酸欠乏症ではペラグラという病気になります。
とうもろこしを主食とする地方でみられる病気です。
症状は、手足、くび、顔などに皮膚炎を起こし、
舌炎、口内炎、腸炎のため食欲不振となり、下痢を併発します。
また頭痛、めまい、錯乱状態などの神経症状を起こすこともあります。
成人の1日必要量は15~20mg、治療量は1日25~200mgです。
栄養失調を起こしている子が「ふにゃふにゃする」理由はビタミンB₁の欠乏症状だと考えられます。
ジャンクフードを食べ続けた結果
こんな実話があります。
偏食が激しく、小学校のころからフライドポテトやポテトチップなどの加工食品ばかり食べ続けた10代の少年が
失明したことが英国の大学病院より報告されました。
米国内科学会(ACP)が発行している医学誌「Annals Internal Medicine」に
掲載された英国ブリストル大学病院の症例報告によると、
病院に訪れた少年は14歳、酷い偏食でとても疲れやすい状態でした。
血液検査の結果、貧血とビタミンB12不足が判明、
医師はビタミン剤の注射と食生活改善の指導をしました。
しかし、少年は食生活を改善することなく1年後に聴覚障害と視覚障害を発症。
その後2年で視力が急激に悪化し、17歳の時点で法的に失明状態に認定されたという。
詳しい検査を行った結果、ビタミンBやビタミンDなどの様々な栄養素が極端に不足しているため
眼と脳を結ぶ神経が損傷している状態でした。
少年が食べていたものは、フライドポテト、ポテトチップ(プリングルス)、
白パン、スライスハム、ソーセージばかりでした。
参照:ジャンクフードダイエットによる失明 2024/2/17閲覧
https://www.acpjournals.org/doi/10.7326/l19-0361
子どもが食事を食べてくれないのであれば、まずは家からおやつの買い置きを無くしてみましょう。
フライドポテトやポテトチップに含まれる脂肪や糖分には中毒性があります。
しばらく食べることを我慢出来れば、少しずつ味覚や嗜好も変わってきます。
体の成長も心の成長も「毎日ごはん」から作られます。
大切な子どものために・・・母の栄養を届けてあげてくださいね。
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NRサプリメントアドバイザー
胃腸良子