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あなたを美腸内フローラで若返らせる!NRサプリメントアドバイザー&看護師 胃腸良子です。
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私は日本で2人出産、アメリカで1人出産しています。
日本とアメリカでは胎児への考え方が全く違います。
その頃の日本は
「小さく産んで大きく育てろ」
でした。
妊娠6ヶ月でアメリカに渡ったのですが、
最初の妊婦検診で指摘されたのが
「胎児発育不良」
子どもが異常に小さいということでした。
でも日本での検診時には
「胎児は正常に発育、母胎の体重増加が気になるため食事管理を」
と指導されていました。
これは胎児の大きさに対するとらえ方が違うからなのですが・・・
あれから20年、日本も妊婦の栄養管理にかなり注意するようになりました。
低体重児のリスクが分かるようになったからだと思います。
本日は若い妊婦さんへ。
妊娠中の栄養管理と胎児への影響についてまとめてみます。
妊婦に葉酸はなぜ必要?「妊娠中のビタミンミネラル食物繊維」母親の栄養不足が胎児にもたらす影響
![てへぺろ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/019.png)
若い妊婦さんの栄養問題
もっと痩せたいと思っている若い女性は50%を超えるそう。
若い女性の痩せは早産や低出生体重などのリスクを高めることが分かっています。
しかし日本の若い女性は朝食の欠食率が高く、
エネルギー摂取量も不足していて、
低体重の割合が高いため、妊娠してから意識的に栄養素を摂取する必要があります。
特に、受胎前後に重要な葉酸は野菜から摂取しなければなりません。
20代女性の野菜摂取量は最も少なく1日に充分量350g以上摂っている人の割合は20%を下回っているそうです。
妊娠前から妊娠期における栄養摂取量やエネルギー不足が、
胎児の発育に影響を与えることは言うまでもありませんよね。
低出生体重児世界割合6.5%
低出生体重児日本割合9.5%
妊娠に必要な栄養素
胎児期に発育が不十分だった場合、成人以降に肥満、心臓疾患、2型糖尿病などの生活習慣病リスクが高まります。
こうした疾患に加え胎児期の生育環境が神経学的な発達にも影響するため、妊娠期の健康管理の重要性が唱えられています。
妊娠期に不足しがちな栄養素です。
ビタミンA、ビタミンD、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、葉酸、ビタミンC、カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛
ほとんどの栄養素ですね
妊娠後に嗜好や食事習慣を急に変えることは難しいので妊娠前から意識的に摂取することが必要です。
若い女性の食事調査の結果では、
15歳から29歳までの女性においては脂質エネルギー比率が30%を超えています。
ビタミン、ミネラル、食物繊維が不足し、
脂質でエネルギーを担保しています。
また胎児の神経管閉塞障害発症リスク低減のためには1日に400μg葉酸が必要となります。
30歳未満女性の葉酸摂取量は1日300μgを下回っており、
葉酸摂取源である緑黄色野菜の摂取量も不足しています。
葉酸不足が引き起こす神経管閉塞障害とは
どのような疾病でしょうか?
神経管閉塞障害とは、胎児の神経管ができる受胎後およそ28日に上手く繋がらない先天異常です。
無能症、二分脊椎、髄膜瘤などがあります。
(私が大学病院時代、妊娠期に葉酸が推奨される前は二分脊椎症の乳児が多くいました)
妊娠に気がつくのは神経管ができる時期よりも遅いため、
妊娠を希望した時点から葉酸を積極的に摂ることが必要です。
神経管閉塞障害を予防する葉酸は、
食品から摂取するのとサプリメントから摂取するのでは違いはあるのでしょうか?
サプリメントで摂取される葉酸は、プテロイルモノグルタミン酸といいグルタミン酸が1つ結合した構造。
食品中に存在する葉酸は、ポリグルタミン酸といいグルタミンが複数結合した構造。
食品中の葉酸はサプリメントに比べ生体利用率が低いため、産婦人科ではサプリメントによる葉酸摂取を推奨しています。
さて、本日は妊婦さんに必要な葉酸特集でした。
妊娠中の栄養素についてはYouTubeも作っています。
最近全然更新できておりませんが・・・
そのうち頑張ります
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本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
NRサプリメントアドバイザー
胃腸良子