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あなたを美腸内フローラで若返らせる！NRサプリメントアドバイザー＆看護師 胃腸良子です。
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昨日のNHKあさイチで「歯周病と糖尿病」について特集していましたね。
時間がなくて全部は見られなかったのですが、
「これ凄く大事だからみんな見てほしいなぁ」
そう思いながら掃除機をかけていました。
口の中の細菌が全身に影響を及ぼしています。
歯周病的な口臭がある人には、
「糖尿病や大腸がんになっちゃうよ！」
と、心の中で呟きます。
毎晩、歯磨きしないで寝ることのリスク。
どれだけ健康を害するか誰も想像しないでしょう。
川上のゴミが川下の病気を引き起こす。
これ忘れないでください。
いくら腸内環境を整えようとヨーグルトを食べたとしても、
歯周病があれば台無しです。
本日は、歯周病と糖尿病の関係についてまとめてみましょう。
NHKあさいちで特集していた歯周病と糖尿病の関係とは？口腔内細菌が腸内環境を荒らす
NHKでは成人の10人に7人は歯周病だと言っていました。
これどういうこと？
そんなにみんな歯周病なの？
びっくりしますよね。
プラークが原因となる歯周病が進行すると、歯を失う原因になることは皆様もご存じですよね。
歯周病は年齢と共に増加します。
磨き残しの歯垢プラークは、歯の表面に細菌が皮膜を形成し「バイオフィルム」を作ります。
このバイオフィルムは薬物の浸透を防ぐため口をすすぐだけでは取り除けません。
歯磨きで簡単に取り除けるためブラッシングが重要になります。
骨を溶かす歯周病の原因プラークは、主に細菌で構成され歯周病原因菌も含まれます。
細菌は歯と歯茎の隙間「歯周ポケット」で増殖するため歯肉に炎症を起こし歯を支えている骨を溶かします。
歯周ポケットが深くなるほどプラークは溜まりやすくなり、歯周病は悪化します。
いままでは「糖尿病の人は歯周病になりやすい」と考えられていました。
しかし、逆もしかりでした。
歯周病がある人が糖尿病になりやすかったのです。
血液や膿をだしている歯周ポケットからは、炎症に関連した化学物質が血管を経由して体中に放出されます。
中等度の歯周ポケットが口の中にあると、ポケット表面積は手のひらと同じくらいになります。
手のひら分の炎症を放置しているわけですから体に大きなダメージを与えるのは分かると思います。
歯周ポケットからでて血流にのった炎症関連物質は、体の中で血糖値を下げるインスリンを効きにくくします。
そのため糖尿病が発症しやすくなります。
実際に、歯肉の炎症を抑えることができればインスリン抵抗性が改善し、血糖コントロールも改善するということが日本の臨床研究で報告されています。
歯周病には様々な菌が関係しますが、そのひとつであるジンジバリス菌（Porphyromonas gingivalis）が腸に流れ込むと
腸内細菌叢がバランスを崩し腸のバリア機能が低下し血中に細菌由来の毒素が増加します。
糖尿病の場合、歯周の炎症が全身の炎症反応を引き起こし、
血糖コントロールするインスリン受容体を常に刺激するため、
スイッチが切られた状態になり、糖は細胞に取り込まれることがなく、
血糖値が高いままの状態に陥ります。
そしてまた糖尿病が歯周病を更に悪化させます。
過剰な糖は他のタンパク質と結合し終末糖化産物ＡＧＥを作り出し、
修復が必要な歯周組織の破壊が加速されます。
歯周病はただ単に「歯茎の腫れ」という口の中の問題に留まりません。
この状態は歯周病と肥満や糖尿病の関連に見られる状態と共通部分が多く、
口腔内環境が全身の健康に関与をするとして、
口腔内環境がますます注目されています。
日本大学歯学部ＨＰより
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NRサプリメントアドバイザー
胃腸良子
