過敏性腸症候群の人が食べてはいけないもの「グルテン、油、アルコール?」意外なものが下痢の原因 | 胃腸良子のアンチエイジングサプリメント外来 あなたの美腸内フローラ作ります

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エイジングの鍵は腸内フローラです。私は看護師、内視鏡技師として15年間、のべ1万3千人の患者さんを看てきました。NRサプリメントアドバイザーとしてあなたの美腸内作りをサプリメントでお手伝いします。

先程アメトピを見ていたら、

過敏性腸症候群のご主人について書いてある記事がクローズアップされていました。

 

 

 

ご主人はもう何年も過敏性腸症候群を患っているのだけれど、

食事に気を使わない→夜中にお腹が痛くなる→自分を起こす

不眠症気味の奥様を夜中に起こしては大騒ぎをし、

痛みが引いてしまえば自分は寝てしまうという。

 

 

 

酷いですよね。

自分の体調コントロールくらいしっかりして下さい

って感じ。

 

 

 

過敏性腸症候群の場合、ストレスや食事内容によって症状を増悪させます。

やはり普段から食事内容に注意して腸の動きを安定させなければなりません。

 

 

 

どんな食事を摂るとお腹が痛くなるのか?

どんな食事なら大丈夫なのか?

自分でリストを作りまとめておくと、

食べても良いもの悪いものが分かりますよね。

 

 

 

本日は、過敏性腸症候群の方の食事療法について触れてみましょう。

 

 

 

過敏性腸症候群の人が食べてはいけないもの「グルテン、油、アルコール?」意外なものが下痢の原因

 

過敏性腸症候群とは?

 

 

過敏性腸症候群(IBS)という病気は年々増え続けています。

推定人口12万人。

10人に1人といわれています。

その3分の1が下痢型、若年層男子に多いそうです。

 

 

過敏症腸症候群(IBS)とは、腹痛あるいは腹部の不快感が1ヶ月につき3日以上あるものが3ヶ月続き、

その腹痛あるいは腹部不快感が

・排便によって軽快する

・排便頻度の変化で始まる

・便性状の変化で始まる

この3つのうち2つ以上の症状を伴うものと診断基準が定義されています。

 

 

 

 

 

 

過敏性腸症候群の方が食べてはいけないもの

 

 

病院で治療薬を処方されてもコントロールがなかなか難しいというお声を耳にします。

やはり症状を抑えるためには規則正しい生活習慣と食事習慣は欠かせません。

まずは下痢を引き起こしやすい食品について理解しておきましょう。

 

 

1脂質が多いもの

動物性脂肪が多いと小腸で分解された脂肪酸が腸を刺激して下痢を起こしやすくなります。

 

2カフェイン

コーヒーを飲むとお腹がゴロゴロするという方も多いと思います。カフェインは腸蠕動を刺激し下痢を誘発します。

 

3香辛料

辛い物はNGです。辛味成分のカプサイシンは消化管運動を亢進させます。

 

4お酒

日本酒やビールを飲むと下痢をするという方は、醸造用酵母アレルギーがあるかもしれません。

 

5牛乳

日本人の70%近くに乳糖不耐症があるといわれています。牛乳を飲んで下痢をする方は牛乳の多量摂取はお勧めしません。

 

 

 

 

過敏性腸症候群の方が摂った方が良い食事

 

 

 ではどんな食事をとれば腹痛や腹部不快感をやわらげることができるのでしょうか?

 

 

◆低FODMAP食

FODMAPとは、腸管に負担をかける食品の頭文字を組み合わせた言葉です。

Fermentable 発酵性の

Oligosaccarides オリゴ糖

Disaccharides ラクトース

Monosaccharides フルクトース

AND

Polyols ポリオール(甘味料として使われる多価アルコール)

 

低FODMAP食というのはこれらのFODMAPを制限した食事です。

これまでの研究では低FODMAP食を実践することにより

50〜80%の過敏性腸症候群の患者さんが下痢や腹痛といった症状が改善されたそうです。

 

◆グルテンフリー食

小麦や大麦などに含まれるタンパク質をグルテンと言います。

過敏性腸症候群の方の中に、グルテンに反応することによって下痢や腹部膨満感などの消化器症状が出現する方がいます。

そのためパンやパスタなどのグルテンを除去すると調子が良くなる方がいます。

 

 

◆水溶性食物繊維

食物繊維は消化酵素によって消化できない難消化成分です。

腸内細菌のエサになることでその重要性が見直されています。

食物繊維は不溶性食物繊維と水溶性食物繊維に分かれますが、

過敏性腸症候群の方に有用なのは水溶性食物繊維です。

 

 

◆プロバイオティクス

腸内環境を整える食品の代表格はプロバイオティクスです。

プロバイオティクスとは、乳酸菌やビフィズス菌のような有益な効果を与える微生物を指します。

過敏性腸症候群の方においては腹部膨満感や下痢、便秘などの腹部症状を改善します。

 

 

 

腸に悪いモノを避けて、腸に良いモノを摂る!

これだけで症状は大分改善されると思います。

是非試してみて下さい。

 

 

 

 

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本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

NRサプリメントアドバイザー
胃腸良子