女医がこぞって低用量ピルを勧めるのはなぜ?アラフィフ女性のホルモン剤の選び方 | 胃腸良子のアンチエイジングサプリメント外来 あなたの美腸内フローラ作ります

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先日、あるコラムを読んでいてとても違和感を覚えました。

それは「低用量ピル」についての記事です。

 

 

 

妊娠せずに排卵し続けるリスク ピルで卵巣を守る発想を

 

妊娠を希望している30代までのリスクのない方なら、積極的に服用すべきだと思います。私も10年以上飲んでいますし、私の知っている産婦人科の女医は、ほとんど服用していますよ

日経doorsコラムより

 

 

 

これってどうなんだろう。

医学知識がない女性が読んだら、「若いうちは積極的に排卵を止めたほうが身体にとっていい」と解釈しかねない。

高齢出産を助長させ、妊娠のチャンスをますます逃すことにもなりかねない。

 

 

 

どんなに医療が発達しようとも、薬が進化しようとも、私達が出産に最も適齢している年齢は40歳までです。

その歳以降の妊娠出産は、母胎にも胎児にもハイリスクになるもの。

 

 

 

しかも「低用量」という言葉に惑わされがちですが、低用量ピルは更年期に使われるホルモン補充療法の薬よりもずっとホルモンの量は多いものです。

正しい認識のもと使うべきだし、むやみに推奨するするタイプの薬ではない・・・と私は思う。

もちろん副作用もある。

 

 

 

「ピル」は女性にとって馴染みのある薬ではあるけれど・・・どんな薬かわからないという方も多いのではないでしょうか?

ホルモン剤というものは正しく理解し、慎重でなければならないはずです。

 

 

 

本日は・・・「低用量ピル」と「ホルモン補充療法」について考えてみましょう。

 

 

 

 

婦人科医がこぞって低用量ピルを勧めるのはなぜ?アラフィフ女性のホルモン剤の選び方

 

 

 

 

ピルとホルモン補充療法

 

 

ピルというと「避妊薬」というイメージが強い薬ですが、婦人科では様々な治療に使われます。

ピルは病院で処方される薬で、いくつかの種類があります。

主な違いは、1錠に含まれる成分の配合量やシートの錠剤数などです。

 

 

ピルに配合されるエストロゲン(女性ホルモン)の量は、20μgから50μgまであり、「低用量ピル」と呼ばれるものは30〜35μgです。

 

 

ピルは主に避妊や生理不順、月経困難症などに使われるため、エストロゲンの量はホルモン補充療法で使用するものの4倍以上もあります。

このため、閉経後も長期間ピルを服用すると、乳がんや血栓症などのリスクが増えてしまいます。

 

 
 
 
ホルモン補充療法で使われる薬は閉経の時期や更年期の症状によって使い分けられます。
 
 
 

 

 

低用量ピルの治療効果

 

 

低用量ピルの治療効果はどのようなものなのでしょうか?

まず1つ目は、月経周期を規則正しくしてくれること。

ピルを21日服用し、7日間休薬することで、規則正しい28日周期となります。

そのため生理不順は解消されます。

 

 

2つ目の効果は、月経痛や月経量を軽減してくれること。

月経中に増殖する子宮内膜には、子宮の収縮をうながすプロスタグランジンという物質が含まれます。

プロスタグランジンの分泌過剰は、子宮収縮を強くするため、酷い生理痛を引き起こしてしまう。そのため、ピルを内服して子宮の内膜増殖を抑え生理痛や月経過多を抑えます。

 

 

3つ目は、月経前症候群(PMS)の症状を軽くすること。

PMSとは、生理前の3〜10くらい続く精神的や身体的な症状で、具体的にはイライラや頭痛、腰痛、腹痛、眠気、だるさやむくみなどです。女性の半数くらいが経験があり、女性ホルモンバランスの崩れが原因と考えられています。

そのためピルを内服し生理周期を整えることで症状が軽快します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

40歳以降は低用量ピルが勧められない理由

 

 

様々な治療効果を発揮する「低用量ピル」ですが、月経不順や月経困難症がない女性や、40歳以降の女性にとってはお勧めできないと思います。

 

 

生理が周期的にきて生理痛もない女性の場合、ホルモンは安定しています。

わざわざホルモン剤で排卵を止めることはないと思うのは私だけでしょうか?

「授かった時が産み時」

仕事やプライベートを充実させることも大切ですが、「いつかは子供が欲しい」と思うなら適齢期に子供を産むこともやはり重要です。

 

 

40歳以上の女性にお勧めできないのはなぜか?

それはピルに含まれるホルモンが肝臓で代謝され、血液凝固機能に影響を与え「血栓」を作りやすくなるからです。血栓は心筋梗塞や脳梗塞の原因となることはご存じだと思いますが、閉経を迎えると血圧上昇や高脂血症などにより動脈硬化のリスクが上がるうえ、薬の副作用が重なってしまっては、虚血性疾患の更なるリスクを増やす事になります。

 

 

ピルを飲んでいると太りにくいし、調子が良いからもっと継続したい。

そんなアラフィフ女性が私の周りにも少なくありません。

しかしそろそろ、年齢に合わせた治療法に変えていかなければなりません。

 

 

薬の効果が4分の1程に抑えられているホルモン補充療法でも、やはり発がんリスクはあります。

婦人科の医師によっては、ホルモン剤は安易に使うべきではないという先生も大勢います。

薬というものは「作用」と「副作用」が絶対にあるものです(歴史が浅く副作用の検証が不十分な薬もあります)。

症状に合わせて慎重に選んでいきましょう。

低用量ピルのご相談は必ず婦人科へ。

皮膚科や美容外科でも処方してもらえますが、内分泌に詳しい婦人科の医師に相談するのがベストだと思います。

 

 

 

 
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