うんちで認知症がわかる?!「腸内細菌と認知症の関係」認知症患者さんのうんちが臭い理由 | 胃腸良子のアンチエイジングサプリメント外来 あなたの美腸内フローラ作ります

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あなたを美腸内フローラで若返らせる!NRサプリメントアドバイザー&看護師 胃腸良子です。
 

 

 

認知症患者さんのおむつ交換は、それはそれは大変です。

薬を使用しているためもありますが、便秘症の方が多くその臭いが強烈だからです。

 

 

 

うんちの臭いは腸内細菌バランスによって変化します。

自分のうんちでも臭う時とそうでもないときがありますよね?

それはその時の腸内環境が、どんな菌が優位になっているかの違いです。

 

 

 

私はずっと思っていました。

認知症やパーキンソン病や重度のうつ病の便は独特な臭いがある、きっと共通の腸内環境が関係しているのではないだろうか?

そんな研究をしてくれる先生が現れるといいな。

 

 

 

時代は来ました。

認知症患者さんの腸内環境を調べた医師が現れたのです。

認知症と腸内環境を結びつけることで、これから違った視点の治療や予防が見つかるかもしれません。

大きな期待ができそうですね。

 

 

 

本日は・・・認知症とうんちの関係についての発表です。

 

 

 

うんちで認知症がわかる?!「腸内細菌と認知症の関係」認知症患者さんのうんちが臭い理由

 

 

 

 

認知症と腸内環境の関係

 

 

メディカルトレビューからの抜粋です。

 

国立長寿医療研究センターもの忘れセンター副センター長の佐治直樹氏らは、もの忘れ外来受診患者の検便サンプルを収集し、腸内細菌叢と認知機能との関連を分析。その結果、腸内細菌叢の組成の変化が認知症の独立した関連因子であることを明らかにし、Sci Rep2019; 9: 1008)に発表した。

128例の検便サンプルで腸内細菌叢と認知症との関連を検討

 認知症患者は、2015年には全世界で4,680万人だったが、2050年までに3倍になると予測されている。日本でも、2012年に65歳以上の15%に当たる462万人が認知症と診断され、今後も増加傾向は続くとみられている。こうした状況の中、認知症対策は喫緊の課題であり、現在さまざまな研究が展開されている。

 これまでに、腸内細菌叢は肥満や心血管疾患、炎症性疾患と関連することが示されている。海外では認知症や脳神経との関連も報告されている。しかし、腸内細菌叢の組成は人種や食生活によって異なる。過去に日本人を対象に腸内細菌叢の組成と認知症発症との関連について検討した研究はなかった。

 そこで佐治氏らは、認知症患者と非認知症患者との間には腸内細菌叢の組成に違いがあると仮定。日本人を対象に認知機能テストや頭部MRI検査で包括的に認知機能を評価し、腸内細菌叢の組成と認知症との関連を検討した。

 解析対象は、研究期間中に国立長寿医療研究センターもの忘れセンターを受診した128例(女性59%)で、平均年齢は74±8.7歳だった。認知症と診断されたのは34例、非認知症は94例だった。ミニメンタルステート検査(MMSE)の平均スコアは24で、認知症患者のうち臨床認知症評価尺度(CDR)が0.5、MMSEが20未満だったのは14例だった。

腸内細菌叢の組成に、従来のバイオマーカーより強い関連

 患者の検便サンプルを収集し、Terminal restriction fragment length polymorphism(T-RFLP)法で腸内細菌叢を網羅的に解析したところ、認知症の有無によって腸内細菌の組成に違いが見られた。細菌の割合により、エンテロタイプⅠ(バクテロイデスが多いタイプ)、同Ⅱ(プレボテラが多いタイプ)、同Ⅲ(その他の細菌が多いタイプ)の3タイプに分類し、腸内細菌叢の組成と認知症との関連を分析したところ、認知症患者は非認知症患者よりエンテロタイプIが少なく、エンテロタイプⅢが多かった。

 多変量ロジスティック回帰分析では、エンテロタイプⅠ〔オッズ比(OR)0.1、95%CI 0.02~0.33、P<0.001〕、エンテロタイプⅢ(OR 18.5、95%CI 4.1~121.9、P<0.001)が認知症と強く関連していることが示された。これらの関連は、脳萎縮スコア(VSRAD)やアポリポ蛋白E(apoE)よりも強かった。佐治氏は「症例数が少ないため、分析結果をそのままうのみにはできないが、バクテロイデスの少なさとその他の細菌の多さは、従来の認知症バイオマーカーよりも認知症との関連性が高い」と考察した。

 研究結果について、同氏は「腸内細菌が認知機能に関連するという新しい知見が得られたことは興味深い」とコメントする一方で、研究の限界について次のように言及。「今回の研究は横断研究であり、腸内細菌叢の違いと認知症の因果関係を示すものではない。認知症患者の中にエンテロタイプⅡが存在しなかったことが、分析結果になんらかの影響を与えた可能性はある。また、単施設コホートであるため、対象に偏りがあった可能性も否定できない」。

 さらに、今後について「食事習慣や栄養といった視点からも研究を行う予定だ」とし、「腸内細菌の詳細な解析が、認知症の新規治療法の開発につながるかもしれない。そして、新たな予防策を講じる際の糸口にもなりうるだろう」と展望している。

 
 
まだ、はっきりとしたことは分かっていませんが、認知症になりやすい腸内フローラパターンとなりにくい腸内フローラパターンがあるということは言えそうです。
 
 
 
認知症になりにくいエンテロタイプとは?
 
 
上記の論文、何言ってるのか分からない?という方は、こちらからご覧ください。
大切なのはここです。
 
 
認知症の有無によって腸内細菌の組成に違いが見られた。細菌の割合により、エンテロタイプⅠ(バクテロイデスが多いタイプ)、同Ⅱ(プレボテラが多いタイプ)、同Ⅲ(その他の細菌が多いタイプ)の3タイプに分類し、腸内細菌叢の組成と認知症との関連を分析したところ、認知症患者は非認知症患者よりエンテロタイプIが少なく、エンテロタイプⅢが多かった。
 
 
このエンテロタイプとは?なにを意味するのでしょうか?
 
 
腸内フローラは大きく分けて3つのタイプに分かれます。
 
◆B型 バクテロイデス属型
◆P型 プレボラ属型
◆R型 ルミノコッカス属型
 
認知症患者さんに多いのは、ルミノコッカス型なようです。
 
 
 
 
バクテロイデスが健康の鍵をにぎる
 
 
どうやらバクテロイデスという腸内細菌が認知症の発症と深く関係しているようです。
バクテロイデスとは日和見菌に分類されます。
 
 
バクテロイデスには何種類もの腸内細菌があります。
バクテロイデスフラジリスは、ポリサッカライドAという糖質分子を分泌し、この物質が免疫のバランスを正常に保って調の炎症を制御していると考えられています。
 
 
このバクテロイデスを増やすにはどうしたら良いのか?
これはやはり腸内環境バランスを整えることが大切なようです。
 
 
高齢者の方の独居率は年々上昇しています。
自炊が難しいため手軽な加工食品を食べているという方は少なくありません。
そんな食生活を続けていると、良好な腸内環境を築くことは難しくなってしまいます。
 
 
認知症、それは最も想像したくない自分の未来ではないでしょうか?
最期まで、自分が自分でいるために・・・
いまから出来ること、一緒に考えてみましょう。
 
 
 
 

 

 

 

 

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本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

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