ピロリ菌の2次除菌をしました、結果を知るのが恐いです。これで失敗したらどうなりますか? | 胃腸良子のアンチエイジングサプリメント外来 あなたの美腸内フローラ作ります

胃腸良子のアンチエイジングサプリメント外来 あなたの美腸内フローラ作ります

エイジングの鍵は腸内フローラです。私は看護師、内視鏡技師として15年間、のべ1万3千人の患者さんを看てきました。NRサプリメントアドバイザーとしてあなたの美腸内作りをサプリメントでお手伝いします。




ご訪問ありがとうございます。



美は胃腸から・・



腸内フローラからエイジングケアを考えるナースキュア代表・胃腸良子です。


お待たせいたしました。胃にお悩みの皆様。
どうも腸ネタばかり優先してしまい、胃ネタがおろそかになってしまいます。
胃の痛みを常に抱えながら生活している方にとっては最重要事項ですよね、ピロリ菌問題は。



ヘリコバクター・ピロリ菌が発見されてから早30年。
治療の仕方や考え方も、だいぶ変化し始めています。
1次除菌2次除菌、除菌不成功の場合の治療法。
はたまた腸内細菌学者からみたピロリ菌の存在意義。
本日は、ピロリ菌除菌後の検査の方法と、某大学病院消化器外科の教授に拝聴してきたピロリ菌の最新状報をお伝えいたしますね。



ピロリ菌の2次除菌をしました、結果を知るのが恐いです。これで失敗したらどうなりますか?

{E9DC9585-A0C0-40FA-A065-5A98241D75C8}



実は胃腸良子である私も、ピロリ菌の1次除菌で失敗し、2次除菌をしました(しかし、私はほとんど胃痛や胃炎を起こしたことが無く、ピロリ菌と共存できるタイプの人間の様です)。



保険適応出来るのは2次除菌まで
そうなると、この除菌が成功したかどうか?はとても気になるところです。
だからなのか?
それとも、胃カメラが恐いのか(除菌の判定法は胃内視鏡おもう一度受けると思っている方も多い)?
除菌後の判定を受けに来ない患者さんが結構いるようです。



ご安心下さい。
除菌が成功しているかどうか?の検査は胃内視鏡ではなく、呼気検査や血液検査で判定出来ます。呼気検査は簡単ですが精度の関係上、確実では無いとも言えます。胃の状況が食後経過時間により変化するためです。
血液検査は保険適応にならないため、自費診療になります。



除菌の判定法、呼気検査の流れです。

◆前日の夜9時以降は食事をしてはいけません。また、水分も禁止です。
◆まず、1回目の呼気検査。深呼吸したらパックに息を吹き込みます。
{E0BCADE1-4E78-475B-8A3A-A94FF28CB600}

◆ユービット錠を1錠、水100mlと共に咬まずに飲み込みます。

{C0C4F070-C518-4533-8ADD-F43A729B061E}

◆左を下にして5分寝ます(胃の中に薬がとどまるように)。本気で寝てもよし。

{C68D31B3-EB90-4139-8C59-2AD9FB8E7711}

◆その後、15分座っています(妄想しているか、スマホも可)
{C4543A04-2CCE-49EF-9A0D-F7FD39385C0C}

◆ユービットを服用後20分後に、もう一度呼気を採取します。

{36A18954-291C-462E-990A-EFBAAAD14A66}


終了。ね、簡単でしょ?



この後、約1時間で結果が出ます。
私の結果は?
じゃーん、陰性!除菌成功!!!


{6D37B52B-5D14-450F-B33F-F21D21707097}


除菌の成功率は1次除菌で70%前後、2次除菌で90%まで上がると言われています。
しかし、中には除菌が成功しない方も・・・
保険適応ではありませんが、3次除菌、4次除菌まで出来ます。
しかし、2次除菌以降の再除菌は賛否両論。



強い抗生剤やメトロニダゾールを長期間使用することは、耐性菌の出現や腸内細菌を殺してしまうという懸念があるからです。
また、ピロリ菌が死滅しない胃というのは、ピロリ菌が生息しやすい環境であるため再感染の可能性もあると言うことなんです。
再感染についてはこちら




ピロリ菌は幼少期の経口感染で、大人になってからはうつらないとされていましたが、どうやらもともとの保菌者は例外だそうです。
キスなどの経口感染で再感染する率は、数%以下とされていますが0ではない模様。
もともとピロリ菌が住みやすい胃なので注意が必要です。



消化器外科のH教授は、ピロリ菌を保菌したままの状態であっても、1年に1回の内視鏡検査で様子観察をすれば、無理な除菌をするより良いであろうとのご意見です。
また腸内細菌研究の権威でおられる藤田紘一郎先生もピロリ菌を除菌してはいけない、と唱えております。腸内細菌まで殺してしまうからです。



胃のリスク、腸のリスク。どちらも天秤にはかけられません。
人間の身体というのは複雑であり、1つの視点からだけで捉えてはいけないと言うことを、医学会は学んできました。
ピロリ菌と共に腸内細菌を殺すか?それとも、すべてと共存するか?



ピロリ菌家系で母を胃がんで亡くしている私にとっては、とても難しいテーマです。



先生方のご意見を参考にした私なりの結論・・・2次除菌までは行った方が良い、胃炎、胃潰瘍の再発率を格段に減少させることは事実である。しかし、除菌後はさらなる腸内フローラ作りに勤めなければならない。なぜなら、除菌後の便秘傾向も問題になっているからです。



ピロリ菌シリーズいかがでしたか?
次回は除菌後の胃内膜の変化について、迫ってみようと思います。
どうぞ、お楽しみに!



ナースキュア ビフィズス菌BB+オリゴ糖発売開始となりました!

私が理想とする腸内フローラサプリ、商材選びから苦節1年かけていよいよ完成いたしました!

成分内容は・・・

ビフィドバクテリウム・ロングム菌150億以上!しかも、生菌!
新型乳酸菌・フェカリス菌300億以上!
ビートオリゴ糖、イソマルトオリゴ糖

です。
詳しくは・・・

{C23ECDD1-16AF-4599-99BE-1371C2565B3C}






いままでの記事をわかりやすくまとめてみました!どうぞご覧下さいね。↓↓↓



本日も最後までお読みいただきありがとうございました。



ランキング参加しました。ポチッとお願いいたします。
↓↓↓


アンチエイジング ブログランキングへ



アンチエイジングサプリメントアドバイザー
胃腸良子