カフェイン中毒で死亡？栄養ドリンク、エナジードリンクに頼らないで！

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美は胃腸から・・・



腸内フローラからアンチエイジングを考える胃腸良子です。




昨日、びっくりするニュースを目にしました！

カフェイン中毒で20歳の男性が死亡。

目を疑いました。２０歳？カフェイン？
中毒死するまでどうやってカフェインを摂取したのだろう？
どのくらいが致死量なんだろう？

私の子供がテストの前日にエナジードリンクを飲んでいるのを見つけ、激しく注意をしたことがあります。

勉強をする為に眠くならないよう、カフェインを摂るなんて言語道断です。
最近はコンビニでも手に入る栄養ドリンクやエナジードリンク。
子供や知識のない若者が簡単に入手することが出来るのは恐ろしい事です。

本日は、そのカフェインがもたらす影響についてお話しいたしましょう。

カフェインで中毒死？栄養ドリンク、エナジードリンクに頼らないで！

２０歳前半の男性が眠気を覚ますためにと、以前からエナジードリンクとカフェインの錠剤を常用していたそうです。死亡する一週間前ほどから体調を崩して、死亡する前夜は大量に嘔吐をしました。

死亡解剖で男性の身体の血液１ミリリットルから、１８２マイクログラムのカフェインが検出されました。致死量は７９～５６７マイクログラムです。胃の中からも錠剤のカフェインが見つかったそうです。

血中濃度から推測される、口から摂取したカフェイン量はおよそ３グラム。

カフェインは薬局で購入出来る第３類医薬品。１錠で１００ミリグラム（コーヒー２杯相当）を含むものや、それ以上の含有量の商品もあるようです。




食品安全委員会などが公表しているカフェインの摂取量の目安

１日の許容量の目安
・健康な成人・・・４００ミリグラム
・４～６歳の子供・・・４５ミリグラム

医薬品の１日の上限・・・５００ミリグラム

国内のエナジードリンク・・・～２００ミリグラム

コーヒー、紅茶（１００ミリリットルあたり）・・・６０，３０



カフェイン錠は入手が容易で安価であるため、手軽に使用することが出来ます。この男性も自殺目的での内服ではないようです。夜の勤務だったため、眠気を覚ます為にどんどん常用量が増えていってしまったわけです。



厚生労働省によると、報告のあったカフェイン中毒による死亡前例はない様です。エナジードリンクを何本も飲んだり、カフェイン錠を常用したりすると、知らないうちにカフェインの血中濃度が高くなり、中毒になる可能性があります。アルコールと一緒に飲むと、カフェインを分解する力が弱まり、さらに重篤な副作用を起こすことがあります。



眠気にはカフェイン、などと気軽に摂取するのはくれぐれも止めましょう。



スイスの医師パラケルススは『毒でないものはない。すべてのものが毒となる。毒となくするものはただ量である。』と、言っております。

テスト対策は前もって余裕を持てば良いだけのこと。
今日のブログを息子に転送しておこう。

せめて２週間前から取り組みなさい（鬼母良子）！



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アンチエイジングサプリメントアドバイザー
胃腸良子