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前回↓
ふと思い出しました。
まーくんが死んだことを知って過ごした『地獄の一晩』
夜が明けて探したものがありました。
『保険証券』
私は当時無職で
というか独立してフリーデザイナーで仕事をする為の準備期間で
会社には属していませんでした。
仕事をくれるのは基本的に旦那のまーくん。
まーくんに来た仕事や相談を私が請け負う。
それを本腰入れてやっていこうと。
そんな最中に死にました。
私は収入源だけでなく
自分の仕事の受注先も失ったのです。
不安で不安で不安で仕方なかった。
私は、私たちはこの先生きていけるのだろうか。
今と同じ生活レベルを維持できるのであろうか。
突然始まる母子家庭。
何もかも不安で怖くて
せめてもの助けになる『生命保険』を確かめました。
私は結構なしっかり者で（自分で。笑）
保険関係もしっかり考えてかけております。
まーくんが生きていた頃の
死んではいないけど働けなくなった時のことまで想定して
人生設計していました。
でもそんなバカスカ保険をかけるわけにもいかず（お金かかるので）
自分が働いてギリギリ大丈夫な範囲の額。
…もっとかけておけば良かった。
そう思いましたよね。
でも緻密な計算の元に算出した額だし
生きてはいける。大丈夫。
それでも生活費に学費に老後費用…。
「大丈夫だ」「きっと大丈夫」「やっていける」
そう自分を奮い立たせている時に
実母の一言。
「…少なっ！」
…ですよね。
薄々気づいてはいましたが
でも、今追い打ちかけなくたっていいじゃん…。
お金のことが本当に不安で不安でしかたなかった。
だって今までの生活で
全ての基盤であった
『まーくんの収入』がゼロになった。
それも今。
来年でも来月でもなく
今からゼロ。
私は小さい子供を抱えて
生きていけるのだろうか…
↓暴言からの仲違い。どうして今なんだろう。
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