こんにちは、コクです
昨日在宅勤務の夫がマンチェスターにあるオフィスに久しぶりに出勤でした。
オフィスの近くにアジア食材店があるので「帰りに緑豆春雨買ってきて」って頼んだら、
なんだかすんごい量買ってきました
ここからが今日の本題です
1〜3月は、私の会社は閑散期。
この時期にみんなこぞって長期ホリデーを取ったり、有休消化します。
1ヶ月とか休む人がゴロゴロいる
この期間は出社しても暇なので、会社もここぞとばかりに従業員に研修を受けさせたり、他部署にヘルプに行かせて新しい経験を積ませたりします。
従業員にとっては、他部署の仕事を知って仕事の繋がりを知ったり、他部署の人間と関われるし、
会社側にとっても、従業員の新たな才能や適性を発覚する、お互いに良い機会なんです。
これを機に異動願いを出す人や、他部署への引き抜きがあることも。
私も新人の頃は行かされましたが、今は業務上あまり他部署に行かされることはありません。
でも2月だったか3月だったか、あまりにも暇だったので、やることないのが苦痛で仕方ない私は
ヨソの部署でもいいから何か仕事をくれ〜
と上司に訴えました。
すると
今日はA、B、C、3つの部署で人が欲しいって言ってたからどこか行く?
と言われました。
同じビルのA部署(ひたすら機械とにらめっこ)
隣のビルのB部署(ひたすら電話対応)
ちょっと離れたビルのC部署(ひたすら肉体労働)
※広い敷地内にいくつかビルが建ってます
普段、パソコンとにらめっこしてるので、 A部署は却下かな。せっかくやから違うことがしてみたい
B部署は元同僚が働いてるけど、丸一日ずっと電話は日本語でもしんどいのに、私のつたない英語では余計にキツイ。
ひたすら肉体労働、のC部署に行きたい!と志願しました。
上司「え⁉︎嘘でしょ⁉︎C部署だよ⁉︎遠いよ?」
私「別に時間はたっぷりあるし、いいですよ」
上司「重い荷物とか運ばないといけないんだよ?」
私「毎日筋トレしてるから、私、結構力あります!」と筋肉アピール
上司「本当に大丈夫?別にうちの部署で1日おしゃべりして時間潰してていいんだよ?なんならパソコンでゲームしてても…」
↑上司がこれ言っちゃうのがイギリス(笑)
私「仕事してる方が時間が経つの早いんで。それに今日だけで、ずっとそこで働くわけじゃないですし普段デスクにずーっと座ってるんで体なまってたんで丁度いいです」
上司「そう?じゃあ、向こうに伝えるけど、無理だったら戻ってきていいからね」
と言われ、別ビルにあるC部署に行ってみたら、
ムキムキの20〜30代の男性だらけ
でも確かに重たい荷物も運ばないといけないんですが、手で持てないものは専用の機械で運べるんで、問題なさそう。
が、横着な私。
手で運んだ方が速いんで、サクサク運んでました。
するとC部署のボスから
ボス「重くない?大丈夫?」
私「ちょっと重いですけど、まぁこれくらいなら大丈夫です」
表示を見ると13kgとかでした。
添乗員時代、お客様の20kg代のスーツケースを両手に階段上り下りや走り回ってたことを考えれば全然余裕
今の方が筋肉ついてるしね。
隙あらばおしゃべりをする男子たちを横目に、サクサク運び、運ぶものがなければ自分で仕事を見つけて動く私。
↑日本では普通のことですが、イギリスは指示待ち人間がとにかく多い。
それを見ていたC部署のボスからこんな提案?が。
ボス「コク、うちに来ない?」
私「いやいや、毎日肉体労働は年齢的にキツイですそれにパソコン使う仕事が好きなんで」
ボス「せめて閑散期の間だけでもいや、今週だけでも」
私「その辺はうちの上司と応相談で」
C部署のボス、本当に私の上司にかなりお願いしたようで、
閑散期の間で、研修や自部署の仕事がない時は、ちょこちょこその部署にヘルプに行くことになりました。
ヘルプ期間終了後、見るからに
私の肩と上腕に筋肉がついてました
これ、ジム行かんでいいやつ!
今は閑散期も終わり、自部署が忙しくなったので、ヘルプに行くことはなくなりましたが、
筋トレにもなったし、普段会うことはない人達とも知り合えて、普段しない仕事をして、楽しかったです
ちなみに
今、腕の筋肉ムキムキだから、お友達の乳児の抱っこを長時間しても平気だろうと思ったら、甘かった!
使う筋肉が違うのか、ずっと同じ姿勢キープしてるからか、落としちゃいけないという緊張感からなのか、
その時は平気なんやけど、翌日筋肉痛になりました
やっぱり世の中のママさん達すごいなと、改めて尊敬しました!
閑散期のホリデー三昧で、腹筋たるんできたので
一時帰国までになんとか元に戻すぞー