こんにちは、コクです
フォロワーさん、3000人突破ありがとうございます
真面目だったりくだらなかったりなブログですが、いつもお付き合いくださり、ありがとうございます
感謝と愛がみなさんに届きますように
日本では昨日は郵政記念日だったそうです。
私の父は、超田舎育ちの、とても昔気質。
そして思ったことをうまく口に出せず、むしろ皮肉を言っちゃう不器用な人です。
実家に住んでいた時は、おいお茶、おい飯、おい風呂と母をアゴで使って家事を一切しないことや、父の言う皮肉や嫌味を不快に感じて、父がすごく嫌いでした。
10歳くらいから20代半ばまでの長い反抗期でした(笑)
月並みですが、社会人になって、離れてみて親のありがたみを知り、さらに、年齢を重ねるとともにお互いまるくなって、父のことを少し理解できるようになり、
同居してた時ひどく扱った分を償う意味でも、親孝行を心がけるようにしました。
と言っても東京ー大阪と離れていたので、限りはありましたが。
渡英する前、3ヶ月ほど実家に住みました。
すでに仕事は退職していたので、私は完全に無職。
友達と会ったり、いろいろ手続きをしたりしつつ、共働きの母親の負担を減らすべく、家事全般をしていました。
友達と飲みに行く以外は、毎晩三人で食卓を囲みました。
この時、兄は転勤でいなかったので、生まれて初めて、そしてきっと人生で最初で最後の、親子三人で過ごす時間でした。
気分は完全に一人っ子(笑)
もちろん父に料理を作るなんて初めて。
毎晩の娘の手料理&晩酌(うちの家族でお酒が飲めるのは私と父だけなので普段は誰もお酒に付き合ってくれない)に、父はすごく嬉しそうで、
両親の年齢を考えると、イギリスに行ったら、こうやって一緒にご飯を食べることは人生であと数回しかないやろうな。
東京からイギリスに引っ越すんじゃなく、一度実家に移ることを決めて良かったなぁ
とか思っていました。
イギリスに旅立つ日、両親が関空まで見送りに来てくれました
なんなら父親はセキュリティゲートまでついてきちゃって係員に怒られてました
その時に「後で読んで」と父から手紙を渡されました。
そこには、
「コクへ
念願の渡英が決まって嬉しそうなコクを見ていると、嬉しくもあり、安堵したり、ちょっと愁いもあり。
コクと過ごしたこの三ヶ月余りは生涯の思い出になるでしょう。…」
この後はいつも通り、皮肉やお説教が書かれていました
あと、初孫を見せることが最高の親孝行だとも
少しは親孝行できたのかなぁ。
お父さんも私と同じ気持ちで3ヶ月過ごしていたんだなぁ
と空港で読みながら泣きました。
この父からの手紙と、親子で一緒に過ごした3ヶ月は、私にとってかけがえのない宝物となりました
英語の知識はマイナスレベルの父。何かで調べて買いたであろうグッドラック(笑)
今までもらって嬉しかった手紙
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