夫はゴッドファーザー | ええかげん英国田舎暮らし

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〜イギリス堅物夫となにわのゲラ嫁〜

いいかげんななにわっこが、何もかもがいいかげんなイギリスで田舎暮らしをスタート。
イギリスでの日常、仕事、国際結婚、不妊治療、養子縁組、病気などのブログ。





映画の話じゃありませんハートブレイク







キリスト教徒は子供が生まれると、

教会に行き、洗礼式を受けさせます。




お宮参り、と同じ感覚ですが、

キリスト教徒になるための儀式。












この洗礼式に必要なのが、





ゴッドファーザー(代父)と、

ゴッドマザー(代母)。



二人あわせて、ゴッドペアレンツ(代父母)








その子の親に何かあった時に子供が成人するまで、面倒を見てくれる、

後見人の役割です。




通常、両親の兄弟や親友などが選ばれます。







レディガガが、

エルトンジョンの息子のゴッドマザーだったり、



マイケルジャクソンが

ニコールリッチーのゴッドファーザーだったり、




は有名なお話。







日本だと後見人なんて、責任重大過ぎて、

頼まれたら困りそうだけど、





ヨーロッパでは、


ゴッドペアレンツに選ばれる = 信用・信頼できる





ということなので、

選ばれた人はすごく喜びます。






そりゃ、自分に何かあった時に自分の子供を託すのに、

信用できない人は選びませんよね…爆笑






洗礼式後は、

ゴッドペアレンツは第2の親というよりは、

おじさんやおばさんに近い立ち位置です。





でも代父母というくらいなので、

無視できない存在であります。



親戚以上、母親未満 みたいな存在😅








結婚式の席次も、

両親と同じ扱いにしてほしいと言われました。









そして、夫は母親の親友がゴッドマザーなのですが、



夫が11歳の頃、


ゴッドマザーに息子が生まれ、




「この子のゴッドファーザーになってほしい」



と頼まれたそうです。





普通は子供に頼むものではないのですが、


夫もすごく嬉しく、引き受けたそうです。






ゴッドペアレンツ(代父母)に対して、


子供側は

ゴッドチャイルド
(男の子:ゴッドサン、女の子:ゴッドドーター)



と言います。









ちなみに夫も義実家も、カトリックですが、

敬虔なカトリック教徒ではまったくありません。




熱心な方はやはり、


毎週日曜に正装して、家族で教会に行ったり、

食事の前のお祈りをしたり、

十字架を身につけたり


していますが、



我が家は、イギリスに多いとされる

「なんちゃってカトリック」程度です。





学校はカトリックの学校に行ったけれど、


教会は冠婚葬祭くらいしか行かないし、


家に十字架や聖書の類が1つもありません。




なんなら、観光で、日本の神社仏閣の方がよく行ってるんじゃないかと思います笑い泣き

結婚式も神前式だったし。





よかった、面倒なカンジじゃなくて。



と心底思いつつ、



でもイギリスに住む以上、
色んな宗教について勉強しないと!と思ってますニコニコ