夏が始まれば、その瞬間に夏の終わりが近づきます。
出会いがあったとき。
それはいつか来る別れの始まりです。
素晴らしい思い出をくれた街、神戸。
生涯忘れ得ぬ人
との出会い。ありがとう
そしていつの日か、再び
「さよならの夏」
森山良子
光る海に かすむ船は
さよならの汽笛 残します
ゆるい坂を 降りてゆけば
夏色の風に 逢えるかしら
私の愛 それはメロディー
高く低く 歌うの
私の愛 それはかもめ
高く低く 飛ぶの
夕陽の中 呼んでみたら
優しいあなたに 逢えるかしら
散歩道に 揺れる樹々は
さよならの影を 落とします
古いチャペル 風見の鳥
夏色の街は 見えるかしら
昨日の愛 それは涙
やがて乾き消えるの
明日の愛 それはルフラン
終わりのない言葉
夕陽の中 めぐり逢えば
あなたは私を 抱くかしら