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きのう、たまたまウィーンのことを思い出す機会があって、
初めて、ブログネタに参加してみます。
10年以上も前、
ウィーンに仕事で何度か行く機会がありました
いいえ、音楽関係ではありません 街で弾いている人はたくさんいました。
シュテファン寺院(↑ お借りしました)や国立オペラ座、美術史美術館 、
すべて鮮やかな記憶です。
ウインナーシュニッツェル、グラーシュ、全部美味しかったなぁ。
ある晩のこと、
仕事で知り合った日本人と帰国を前に飲んだんです
酔うにしたがって、目つきが怪しくなってきた彼
店の中にいる女性たちにしきりに色目を使い始めました。
しかし、かれは全くドイツ語ができません と話したいのに。
「ホアキンさん、通訳してよ」
え~~~~?
ドイツ語は日本語の親戚と思いこんで「優」を取った僕ですが、
実際には Ich liebe dich. しか分かりません
つづり合ってるかしら
押し問答を繰り返しているうちに、
一人の女性 がホテルのバーを出ました。
何を思ったのか、追いかけるように出る彼。
まあ、いいやと思っていると、
何やらざわめきが… ブキミな予感
表に出ると、彼が倒れて います。
あら~~~。
卒中????
わたしは他人、知らんふりしてかえろっと。
と、彼が立ち上がりました。
ゾンビか?
一生懸命に頭を押さえています。
実にくだらないことでした。
暖かい室内で 飲み過ぎているところに
急に寒い街中に出たので、血圧が急激に下がり、
ひどい頭痛に見舞われただけのことらしい。
ウィーンの兵士は厚手の帽子 をかぶっています。
ぎらぎらした欲情も 消えた彼は
「ウィーンは嫌いだ」とつぶやきながら、自分のホテルに戻って行きました。
寒い時期、飲んだら急に外に出るのは危険。
特に飲みすぎたら、と深く心に刻んだホアキンでした。