狂気/The Dark Side Of The Moon | 空にはブログ

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私と同じ誕生日(12月10日)の天才詩人・寺山修司氏の第一歌集「空には本」より名前を拝借した「空にはブログ」です。趣味のこと、好きなことなど、綴っていきます。基本的に毎日更新。…シーズン中は、野球ブログみたいになります( ̄▽ ̄;)…

洋楽の邦題って、直訳だったり意訳だったりしますよね。特に意訳の場合、めちゃくちゃcoolな名訳があったり、なんじゃこりゃ(?_?;みたいな迷訳もあったり。 私が好きな意訳の邦題は、ユーライア・ヒープの「対自核/Look At Yourself」、イエスの「究極/Going For The One」etc.多数あるのですが、その中でも一番好きなのが、ピンク・フロイドの「狂気/The Dark Side Of The Moon」なのです♪ 直訳すれば「月の暗い部分」なのですが、これだと邦題にしては、な~んか素っ気ないですよね(^_^;) バンドの当時の中心人物であるロジャー・ウォーターズは「人間の内面に潜む狂気を描き出した」とのことでしたが、邦題を「狂気」と付けたレコード会社の当時の担当者様、GJ! このアルバム「狂気」のラストに収録されている曲の終わりの方で、「There is no dark side of the moon really.Matter of fact it's all dark.」訳すると「本当は月の暗い部分なんて存在しない。何故なら全てが闇そのものだから」 …と言っているそうですが、私のお粗末なリスニング能力じゃ、聞き取れなかったよ~(>3<) 月の暗い部分、狂気…奥が深いですね。月って太陽と比べると、暗くて神秘的なものがありますよね。太陽だと、狂気を感じるのは、難しいかも。 …誰でも内面に潜む狂気は、持ち合わせているのかもしれませんね。