【介護疲れ】ワンオペ介護の深い闇 | 母がアルツになりまして。~頑張らない介護と私の日常〜

母がアルツになりまして。~頑張らない介護と私の日常〜

子宮筋腫闘病日記。2015.2.18に開腹手術を受けました。
2022.10〜認知症母の介護日記。メインは介護や実家の管理について。他に趣味ネタ・時事ネタなど色々なテーマについて書いています。別ブログから順次転載作業中。続けることに意味がある!


ご訪問ありがとうございます


介護に関する記事は

テーマ:介護日記にまとめてあります


何卒よろしくお願いいたします


最近、介護疲れによる痛ましい事件がありました。


①認知症の母親のワンオペ介護に耐えられなくなって、自殺を図った50代女性の話🔽


②85歳認知症の妻が介護中に暴れて耐えきれずに絞殺した80歳夫の話🔽


認知症患者を在宅介護するということは、相当の覚悟がないとできないことだと思います。

約1年前、母の初めての介護認定調査があった日のこと。

調査員の方が帰った後、ジジイが言った言葉が忘れられません。

ジ「介護ってカネかかるのか?

そんなにかかるんだったら、俺がここで介護すっから。」

要介護認定を受けて、介護サービスを利用することに否定的でした。

私「そんなの無理だって!

この病気(認知症)はこれからどんどん手がかかるんだよ。

いずれ私達だけで面倒見れなくなって、共倒れになるよ!

毎月介護保険料払ってるんだから、ヘルパーさんに来てもらうなり、デイサービスに通うなり、介護サービスを利用したほうがいいって!

今の時代は、家族だけで抱え込むんじゃなくて、医者・看護師・薬剤師・ヘルパー…とか皆で協力して介護しましょうっていう社会の仕組みになってるの!」

と、強めに言った覚えがあります。

その約1ヶ月後、ジジイの骨折騒動や母の緊急入院。

退院後の在宅介護は難しいと判断し、要介護認定の結果が出るのを待って、老健に入所させてもらうことになったのです。

あのゴタゴタがなければ、今頃私は在宅介護でストレスMAXの日々だったかもしれません。

だから、こういう痛ましいニュースを見ると、他人事には思えなくて、胸が苦しくなります。

介護する人をケアする制度が構築されることを願います。