新潮文庫でこの装丁は結構珍しいよね?
文庫としては新刊なので、どれにしようか迷うの5分でこれに決めました
ところどころに漫画数ページ挟まってて文庫小説としは新鮮
キャラクターは結構想像豊かに読む方なんで、普段はイメージと違ったりする挿絵は余計なお世話的な
いつもはそうなんだけど
今回はすんなり「おー、こんな感じか」って面白かったです
舞台は成南電気工科大学の「機械制御研究部」訳して「機研 -キケン-」
大学の部活動のお話ですね
文系でも理系でもない私にとっては どんだけ入り込めるか心配だったんだけど
へぇ~ 有川節は健在だけど、こんな話も書くんだなぁってゆるく読んでるところに
ラストの章でガツンとやられました
うう、涙出そう
ミリタリーでもSFでもベタ甘でもないのに、これはやっぱり有川さんの本だーと胸がきゅっと熱くなりました
どんなにエグい話でも、いつも潔く清々しい後味で今回も食中毒なく美味しく頂きました
面白かった
さて、一旦「キケン」で有川さんは少々早い夏休みとなりまして
今日からまた畑違いな作者に手を出しております
季節変わったしね、気分一新
結果は後ほど。。。