いよいよ手術当日です。


事前の準備は
足の裏に名前を書く
弾性靴下を履く
手術着に着替える
ぐらいでしょうか?
後は前日に「イソジン」のうがい薬を渡されたので、こまめにクチュクチュうがいをしました。

時間になって、手術室までは、自分の足で歩いて向かいました。

事前に麻酔科の先生がヒアリングに来てくださり、
「車酔いはしますか?」と聞かれたので、「すごくします(^_^;)」と答えておきました。

手術台に自分で横たわり、
「では麻酔のお薬をいれていきますね~」と言われたら、一気に視界がクラクラしてきました。

「このままでは酔ってしまう!」と思って目を閉じる頃、

「更に眠くなるお薬をいれていきますね~」
と言われたところで記憶が無くなりました。

……次に気がついたら、もう病室のベッドに寝ていました。

口には何かが付いていて、足にもエアーポンプのクッションが付いていて、「ブーーーッ!
プシューーーッ!」とマッサージされていました。

口についていたのは2つ、
1つは酸素マスク
もう1つは患部からの出血と唾液を抜くためのドレーンでした。

私の感想は……
「わーっ!本当に寝ている間に終わった~!」
と、
「すごく眠い!」
でした。

当日両親がやって来たのですが、術後覚醒しかけの時に来たので、本当に寝ぼけながら受け答えをしました。
そして、次にハッと我に帰って気がついたのが、




「外に傷がない!」と言うことでした。
その後岩井先生がやって来て

「術中迅速診断は良性でしたよ。出血も術中から少なかったし、ドレーンも明日には抜けると思いますよ。」
と、にこやかにおっしゃいました!

とりあえず迅速検査は良性!
ほっとしながら、朝イチのオペから、この日はほとんどウトウトしてすごしました。

手術の日程を決めて数ヶ月、
いよいよ明日入院!となったある日、
病院から確認の電話がかかってきました。

まさか掛かってくるとは思っていなかった
(^_^;)
丁寧な対応で安心しました。

さて、入院当日、
3泊4日の予定ですが、万が一の悪性、止血不良に備えて準備をしました。

テレビカードがあると聞いていましたが、携帯の充電ができたら、ワンセグで見られる!何てことも考えて、ワンセグ用のアンテナも持っていきました。

前回の受診から数ヶ月経っていたので、胸部レントゲンを取り、予定通りMRIを取り、
更に診察でエコーで見ることで、手術のイメージを固めていきます、と言う説明を受けました。

入院の時の説明でも、
「携帯電話の充電には、こちらのコンセントを使ってください」と言う説明があったので、堂々とワンセグを使う事にして、テレビカードは買いませんでした(^_^;)

さて、明日はいよいよ手術です!と、何となく緊張しながら就寝しました。
さて、
メールを送った「横浜市立大学付属病院」の岩井先生への初受診の日です。

先生は明るくてニコニコしていて、分かりやすくハキハキしゃべる、感じの良い先生でした。
(体格はちょっと熊さんっぽかったです(^_^;))

診察台で触診と……
「遠いですし、何回も来なくて良いように、できる検査は全部やってしまいましょう」

と言うことで、血液検査、検尿、造影剤CT、胸部レントゲンを撮りました。

紹介状と共に地元の病院の検査結果も持っていったので、それを見ながら、
「やはり顎下腺多形腺腫で、こう……こんな感じだね」と、……星の王子さまの帽子?と思ったら……の断面図に近い絵を描いてくれました。

「手術は、外から切って取るのと、口の中からとあるけど、どっちが良いかな?
外からだと、どうしても顔面神経にさわってしまうリスクがあるね。口内からだと、半数の人(外からの顔面神経リスクより高い)が舌の感覚神経に麻痺がでます。ただ、2ヶ月ぐらいでおさまっていく人が大半ですね。どっちが良いですか?」

私は迷わず「口内でお願いしたいです!」

すると、こう続きました。
「はい、解りました。ただ、僕の所見では今のところ悪いものではなさそうだけど、手術中に組織検査をして、結果が悪性ならばそのまま外からも開いて、リンパ節と脂肪を郭清します。入院期間は3泊4日、郭清した場合は1週間ぐらいに延びます。」

……そうだよなー。悪性ならやむなし!
「はい!よろしくお願いします!」

……と言う流れで、夏休みに手術をする予約をして帰り、後は手術前日に入院です!
1週間の入院手術が必要と言われ、
どこでどんな手術を受けようか検討して、
「横浜市立大学付属病院 口腔外科」にたどり着いて、岩井先生にメールしたところまでが前回です。


とりあえず、と思ってメールしたところ、なんと‼️数時間でお返事が!

先生の外来のスケジュールと共に、
「手術のスケジュールは先着順で埋まっていきますから、紹介状と組織検査、CTの結果を持って受診してください。予約を入れますから、ご都合の良い受診日時を教えてください。」

とのことでした。
えっ!もう受診か!
最初に診察を受けた耳鼻科の先生に紹介状をもらう予約をして受診。
その後、岩井先生に受診しました。
手術が必要で、どこで受けるか考えることになったまでが前回です。

さて、どうしよう?
1週間も入院なのか……。

ググってみます。
「顎下腺多形腺腫 手術」で検索。

〰️すると!!!
「2泊3日」と言う文字が‼️


なぬーーーっ!と鼻息荒くたどってみると、
「横浜市立大学付属病院 口腔外科」のページにたどり着きました。

この腫瘍の本来の術式は、顎の下の皮膚を切って、腫瘍を摘出するのですが、ここの術式は「口内から摘出」と言うものでした。

口内アプローチのメリットは、やはり入院期間の短縮分と、「顔面神経にさわらない」ことが大きいです。

他の方の手術の手記などを見ると、
「片方の口角が少し下がった」等の書き込みがありました。
私にとっては、この危険がなくなると言うのはとても大きなメリットに感じましたし、
子供が居るのと、仕事柄夏休みは勤務がないので、夏休みの手術を希望しており、その際にも短い入院期間、と言うのに魅力を感じました。


遠いなぁ、すごく遠い。
……とは思ったのですが、先生のプロフィールには「低侵襲手術には、全国、世界から来院されています」と言う言葉もあり、大阪から入院された方の手記もありました。

で、悩んだあげく、早速、そこにあった、「岩井俊憲」先生へのメールへのリンクをクリックし、メールをしてみました。

つづく